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2007年09月14日(金)

2006/07年度ウガンダコーヒー輸出、8月時点で前年比53.8%増
 [コーヒー]

ウガンダコーヒー開発局(UCDA)が14日に発表した月次データによると、2006/07年度(10月-9月)のコーヒー輸出は8月時点で200万袋だった。前年同期比53.8%増。好天によるロブスタ収穫好調を理由に挙げている。ただし、アラビカは生産周期で裏作にあたったために出荷も8.8%減の52万袋にとどまっているという。

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8月NOPA大豆圧搾は前月比3.48%減、予想下回る
 [穀物・大豆]

全米油種加工業組合(NOPA)が発表した8月の加盟業者による大豆圧搾高は1億3,756ブッシェルと前年比で3.48%、市場予想も下回った。今年2月以来の低水準だ。これに伴い大豆油の生産は前月から3.60%減少、在庫も27億171万ポンドと4.71%減少し、昨年12月以来の低水準となった。

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8月小売売上は前月比0.28%増、市場予想に届かず
 [経済指標]

8月の小売売上高は前月比0.28%増となり、予想を下回った。自動車および部品を除くex-Autoは0.36%減で、こちらは予想外の前月比マイナスである。

内訳を見て、自動車以外はまちまちの結果である。増加したのは家具や家電、医療関連、スポーツ用品や書籍などの娯楽品。一般総合店でも売上は伸びたが、百貨店になるとマイナス。この他減少したのは建築資材及び造園関連、衣料品、通信販売などの無店舗売上高。また、ガソリンが2%を超える落ち込みだった。

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7-9月期のフィリピーンコーン生産、前年比増加も事前目標に届か
 [穀物・大豆]

フィリピン農務長官は14日、7-9月期の国内コーン生産を250万トンと推定した。前年同期比13%増となるが、当局のターゲット270万トンには届かないとの見方でもある。長官は、10-12月期について乾燥懸念はなく、あとは台風に見舞われることさえなければ前年同期より25%多い150万トンを見込むと述べた。大幅増加の背景には3万5000ヘクタールの増反があるという。

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OPEC、世界石油需要見通しを前月からほぼ据え置き
 [エネルギー]

石油輸出国機構(OPEC)は14日に発表した月報で、2007年度の石油需要を日量8,572万バレルと推定した。08年度の需要は日量8,707万バレルと前年から1.6%増加する。前月からは07年度が据え置き、08年度が1万バレルの小幅上方修正となる。非OPEC諸国の生産量は07年度が日量5,031万バレル、08年度が5,136万バレルと、それぞれ2万バレル、4万バレル前月から引き下げられた。OPECの8月生産量は日量3,039万バレルと前月から9万バレル減少。サウジの生産が日量7万バレル増えた一方、イラクの生産が15万バレル減ったのが響いた。

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中国人民銀行、今年5度目の利上げを発表
 [金融・経済]

中国人民銀行は14日、今年5回目となる預金と貸出の基準金利引き上げを発表した。預金金利はこれまでより0.27ポイント上昇し年3.87%、貸出金利も同じく0.27ポイント引き上げられ年7.29%となる。前回8月21日の引き上げ幅は預金金利が0.27ポイント、貸し出し金利が0.18ポイントだった。インフレ見通しを安定させることが引き上げの理由で、15日から実施される。

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2007年09月13日(木)

ハリケーン「ウンベルト」による停電で製油所3箇所が稼動停止
 [エネルギー]

メキシコ湾に突如として発生し、カテゴリー1にハリケーンまで発達した「ウンベルト」は13日未明、テキサス州のルイジアナ州況近辺に上陸した。これに伴い同州ポートアーサー近郊では予想外の広範囲に渡って停電が発生、製油所3ヶ所の稼動に影響を与えた模様。

13日朝までに稼動を停止したのはいずれもポートアーサーにあるバレロエナジー(日量32.5万バレル)、トタル(日量23.2万バレル)、モティバとロイヤルダッチシェルの共同経営による製油所(日量28.5万バレル)の3ヶ所。13日の午前中には電力の一部が回復、被害状況を確認しているようだが、詳細はまだ明らかになっていない。

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10年債入札、リオープンでも応札倍率アップ
 [金融・経済]

米財務省によると、13日行われた10年債の入札(リオープン)は、応札倍率が2.95倍と前回の2.74倍を大きく上回った。リオープンでの結果としても6月の入札より好調である。一方、外国中銀を含む顧客注文の比率は22.48%。前回より低いが、6月時に比べると約二倍だ。

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ICO、世界コーヒー生産及び消費見通し引き上げ
 [コーヒー]

国際コーヒー機関(ICO)は13日に発表した月次レポートで、2007/08年度の世界コーヒー生産見通しを上方修正した。最新予測は1億1,400万袋で、従来を200万袋上回る。背景にあるのがブラジル。同国当局が4月時点での見通しから1.7%引き上げ、3,262万袋に改定したため、ICOも全体予測を修正したという。ICOはまた、消費見通しも引き上げた。前回報告では1億2,000万袋を超えるとしていたが,最新レポートでは最低でも1億2,200万袋になるとの見方となった。前年の1億2,070万袋を上回るのは必至と見込んでいる格好でもある。

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ストラテジーグレイン、EU小麦見通し引き上げ
 [穀物・大豆]

ストラテジーグレインは13日に発表した月次市場報告で、2007/08年度の欧州連合(EU)小麦生産見通しを上方修正した。最新の軟質小麦生産予測は1億1470万トン。前月時点で見越していた1億1410万トンから60万トン引き上げた。国別ではドイツ、スウェーデン、ポーランド、エストニア、ラトビアの見通しを引き上げ、一方、フランスとアイルランド、英国は引き下げ。今年度は天候要因により前年比1.9%減少とマイナス予想は維持している。

コーンは前年比12.8%減の4620万トン、前回予測4680万トンより少ない。ドイツ、イタリア、ハンガリー、スロバキアの生産見通しを下方修正し、フランスは前回より高めの見通しに改定した。

Posted by 直     

2008年度にかけて金価格の更なる上昇を予想、GFMS
 [メタル]

金調査のゴールドフィールズミネラズサービス(GFMS)は13日、ゴールドサーベイ2007の改訂版を発表、07年後半の金平均価格は1トロイオンス690ドルに達するとの見通しを示した。金のファンダメンタルズは投資家にとって引き続き魅力的で、彼らがこのまま市場に戻ってくれば5月につけた26年ぶりの高値である730.65ドルを突破、2008年度も更なる上昇を続ける可能性があるとした。

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OPECは正しい方向に向かっている、米エネルギー長官
 [エネルギー]

米エネルギー省のボドマン長官は12日、記者団に対しOPECが前日に日量50万バレルの増産を決定したことについて、正しい方向に向かっていると評価する姿勢を見せた。長官は総会前にOPECに対して価格上昇と経済への影響に対する懸念を表明、市場に十分な量を供給するよう求めていたこと明らかにした上で、彼らが11月1日からの増産を決定したこと嬉しく思うと述べた。また、現時点で消費国の在庫は十分にあり、少なくとも今すぐこのことが問題になるわけではないものの、価格上昇のきっかけとなっているとの懸念を示している。

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