2007年09月17日(月)
中南米9ヶ国の8月コーヒー輸出、前年比8.0%増加
[コーヒー]
グアテマラコーヒー協会(Anacafe)が17日に発表したレポートによると、中南米9ヶ国の8月コーヒー輸出は前年同月比8.0%増の258万4,203袋だった。06/07年度(10月-9月)累計では2,622万7,827袋、前年同期より6.7%増加した。Anacafeは毎月コロンビア、メキシコ、ペルー、ドミニカ共和国、コスタリカ、エルサルバドル、グアテマラ、ホンジュラス、ニカラグアの9ヶ国のコーヒー輸出量を集計し公表している。ブラジル、エクアドルといった主要生産国は含まれていない。これらの国々は主に水洗式アラビカコーヒーを生産。水洗式アラビカ種では中南米の輸出のうち、85%-90%のシェアを占めている。
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インド、中国に初の砂糖売却
[砂糖]
インドが初めて中国に砂糖を売却したと伝えられている。報道によると、売却したのは約15万トンの白糖で、1トン275-280ドル。すでに4万トンは出荷済みともいわれる。中国はこれまで主にタイ産を買い付けていた。
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ロシア穀物生産、前年並みの7800万トン以上に
[穀物・大豆]
ロシアの農相は17日、国内穀物生産が7800万トン以上になる見通しと発表した。昨年並みの収穫規模となり、国内の食料及び飼料需要を満たすのに十分なうえ、輸出にも回せるとの見方を示している。
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NY連銀指数、前月より低下し予想も下回る
[経済指標]
9月の総合指数は14.70、5月以来の低水準となった。前月からは10.36ポイント低下。新規受注がやはり4ヵ月ぶりのレベルに下がり、出荷については5.09と2005年6月まで遡る水準に落ちた。一方、雇用は前月から6.6ポイント上がって18.22、年初来最高である。価格については支払い、受取りともに前月より若干高め。
向こう6ヶ月の見通し総合指数は48.80となった。前月の50.40をやや下回る。しかし、受注、出荷、雇用揃って前月からアップ。価格指数はコスト増加を懸念する結果となっている。
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2007/08年度仏砂糖ビート生産、前年比7.4%増
[砂糖]
フランス農務水産省は17日、国内の2007/08年度砂糖ビート生産が前年比7.4%増の3210万トンになるとの見通しを発表した。過去5年平均と比べても3.8%増加という。
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イランの石油生産量は外部機関の推定より多い、石油相
[エネルギー]
イランのノザリ石油相は16日に開いた会見で、外部独立機関による同国の生産量推定は実際の生産量と異なるとの見方を示した。違いは国内製油所の処理能力にあり、外部機関は日量130-135万バレルとするのに対し、実際は160-165万バレルあると主張した。国内に新規の製油所は建設されていないが、既存の製油所の拡張によって処理能力は伸びており、この事実は外部機関に無視されているという。また実際の生産能力は日量420万バレルで、過去6ヶ月間の平均生産量は408.5万バレル、現在は410万バレルを生産しているとした。
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2007年09月14日(金)
2006/07年度ウガンダコーヒー輸出、8月時点で前年比53.8%増
[コーヒー]
ウガンダコーヒー開発局(UCDA)が14日に発表した月次データによると、2006/07年度(10月-9月)のコーヒー輸出は8月時点で200万袋だった。前年同期比53.8%増。好天によるロブスタ収穫好調を理由に挙げている。ただし、アラビカは生産周期で裏作にあたったために出荷も8.8%減の52万袋にとどまっているという。
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8月NOPA大豆圧搾は前月比3.48%減、予想下回る
[穀物・大豆]
全米油種加工業組合(NOPA)が発表した8月の加盟業者による大豆圧搾高は1億3,756ブッシェルと前年比で3.48%、市場予想も下回った。今年2月以来の低水準だ。これに伴い大豆油の生産は前月から3.60%減少、在庫も27億171万ポンドと4.71%減少し、昨年12月以来の低水準となった。
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8月小売売上は前月比0.28%増、市場予想に届かず
[経済指標]
8月の小売売上高は前月比0.28%増となり、予想を下回った。自動車および部品を除くex-Autoは0.36%減で、こちらは予想外の前月比マイナスである。
内訳を見て、自動車以外はまちまちの結果である。増加したのは家具や家電、医療関連、スポーツ用品や書籍などの娯楽品。一般総合店でも売上は伸びたが、百貨店になるとマイナス。この他減少したのは建築資材及び造園関連、衣料品、通信販売などの無店舗売上高。また、ガソリンが2%を超える落ち込みだった。
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7-9月期のフィリピーンコーン生産、前年比増加も事前目標に届か
[穀物・大豆]
フィリピン農務長官は14日、7-9月期の国内コーン生産を250万トンと推定した。前年同期比13%増となるが、当局のターゲット270万トンには届かないとの見方でもある。長官は、10-12月期について乾燥懸念はなく、あとは台風に見舞われることさえなければ前年同期より25%多い150万トンを見込むと述べた。大幅増加の背景には3万5000ヘクタールの増反があるという。
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OPEC、世界石油需要見通しを前月からほぼ据え置き
[エネルギー]
石油輸出国機構(OPEC)は14日に発表した月報で、2007年度の石油需要を日量8,572万バレルと推定した。08年度の需要は日量8,707万バレルと前年から1.6%増加する。前月からは07年度が据え置き、08年度が1万バレルの小幅上方修正となる。非OPEC諸国の生産量は07年度が日量5,031万バレル、08年度が5,136万バレルと、それぞれ2万バレル、4万バレル前月から引き下げられた。OPECの8月生産量は日量3,039万バレルと前月から9万バレル減少。サウジの生産が日量7万バレル増えた一方、イラクの生産が15万バレル減ったのが響いた。
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中国人民銀行、今年5度目の利上げを発表
[金融・経済]
中国人民銀行は14日、今年5回目となる預金と貸出の基準金利引き上げを発表した。預金金利はこれまでより0.27ポイント上昇し年3.87%、貸出金利も同じく0.27ポイント引き上げられ年7.29%となる。前回8月21日の引き上げ幅は預金金利が0.27ポイント、貸し出し金利が0.18ポイントだった。インフレ見通しを安定させることが引き上げの理由で、15日から実施される。
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