2007年09月07日(金)
8月非農業雇用数4年ぶりの減少、失業率は4.6%
[経済指標]
米労働省が発表した8月の非農業雇用数は前月比4,000人減少となった。前月を下回ったのは2003年8月以来、ちょうど4年ぶりで、予想外のマイナス転落である。また、7月分が速報段階での9万2,000人増から6万8,000人増、6月分に至っては一次修正値の12万4,000人増よりさらに少ない6万9,000人増へそれぞれ改定されている。一方、失業率は7月の4.65%に対して8月は4.64%とほぼ横ばい。市場予想とも一致した。労働力人口が34万人減り、このうち就業者数が31万6,000人減少。労働力人口への参加率は65.8%と2005年3月以来の水準に下がった。
Posted by 直