2008年04月24日(木)
IGC、08/09年度世界小麦生産見通し100万トン引き下げ
[穀物・大豆]
国際穀物理事会(IGC)は24日に2008/09年度世界小麦生産見通しを発表し、前月時点で見越していた6億 4600万トンから6億4500万トンに小幅引き下げた。前回報告時の推定でほぼ据え置いた2007/08年度から4100万トン、6.8%増の見方である。2008/09年度の世界小麦期末在庫は前月に発表した初回見通し1億2800万トンを維持した。前年比1600万トン、14.3%増加予想となっている。
2008/09年度世界コーン生産見通しは前回報告での7億4800万トンから7億6200万トンに上方修正した。しかし、前年比は1300万トン、1.7%減少と前年割れの見方は維持。米国の作付が雨で遅れていることを指摘している。なお、IGCは2007/08年度の生産も7億 6800万トンから7億7500万トンに引き上げた。
Posted by 直