2009年01月14日(水)
仏ONIGC、08/09年度の自国軟質小麦生産推定一段と引き下げ
[穀物・大豆]
仏穀物局(ONIGC)は14日に発表した国内穀物レポートで、2008/09年度の国内軟質小麦生産推定を前年比20.9%増の3721万8000トンとした。これは昨年12月の報告での3732万1000万トンから一段と引き下げた。
輸出に関し、欧州連合(EU)圏内での見通しを688万トンから676万トンに下方修正した。前年比7.3%減少の見方である。反面、圏外への出荷については前年比83.2%増の900 万トンで据え置いた。期末在庫は前年度の268万8000トンから373万6000トンに膨らむとの見通しで、これは前回報告時でみていた362万 4000トンより高い。
2008/09年度のコーン生産推定は1549万 8000トンから1574万6000トンに改定し、前年度の1435万5000トンから9.7%増加の見方になった。EU内輸出見通しを前回報告での 504万5000トンより引き上げ、前年比6.9%増の532万5000トンとした。圏外は40万トンを維持し、前年度の21万4000トンのほぼ2倍をみている。期末在庫は前年度の218万9000トンに対して313万8000トンに拡大を見越す。しかし、前回報告での346万4000トンより低めの見方にシフトである。
Posted by 直