2009年12月22日(火)
11月中古住宅販売は前月比7.39%増、予想上回る
[経済指標]
全米不動産協会によると、一戸建てとコンドミニアムあわせた中古住宅販売は11月に年率換算で前月比7.39%増の654万戸となった。2007年2月以来の高水準で、市場予想も上回る。なお、10月の販売件数は速報の610万戸から609万戸に改定。
全ての市場が前月比プラスとなり、西部で10.61%と市場別に最も高い伸びだった。逆にプラス幅が小さかったのが南部で4.82%。前年比較すると全体で 44.05%増加した。これで5ヶ月連続の前年比プラス。中西部の53.47%、北東部52.70%と揃って5割を超える増加だった。
住宅ストックは前月比1.32%減の351万8000戸だった。ストック/販売比率は6.5ヶ月。前月の7.0ヶ月(修正値)より下がえい、2006年4月以来の低水準ともしている。
販売価格は中央値で17万2600ドルである。前年同月と比べて4.27%下落し、4市場揃ってダウン。北東部だけが13.07%と2けたの下げとなり、逆に中西部が0.42%と最も小幅マイナスだった。平均値にすると、ほとんどの市場で下がって、全体で2.96%ダウン。しかし、中西部だけは一年前より 1.20%高い。
Posted by 直