2010年04月12日(月)
米景気後退の終了判断は尚早・NBER
[金融・経済]
全米経済研究所(NBER)は12日、米国の景気後退(リセッション)が終わったと判断するのは尚早との見解を発表した。研究所の景気サイクル判定委員会によると、具体的なリセッション終了時期に言及するのは早く、しかも少なくとも一人の委員は終わったこと自体を疑問視している。
リセッション終了を宣言するには経済指標の修正が多いという。委員を務めるフェルドシュタイン・ハーバード大学教授は米テレビとのインタビューで、景気の下振れリスクについて前月より小さくはなったといえ、まだあると述べた。過去6ヶ月間の経済成長を回復とするのを見送りたいともコメント。
Posted by 直