2010年02月25日(木)
失業保険新規申請件数は49.6万件に増加、09年11月以来の高水準
[経済指標]
米労働省が発表した2月20日までの週の失業保険新規申請件数は前週比2万2000件増の49万6000件だった。昨年11月14日以来の高水準で、市場予想も上回る。また、申請件数はこれで2週連続増加。なお、前週の申請件数は速報の47万3000件から47万4000件に上方修正された。
雇用情勢をより良く映すといわれる4週平均は20日時点で47万3750件だった。これは昨年11月28日以降最大である。前週の46万7750件(修正値)からは3週間ぶりのプラス転換だ。
2月13日時点の失業保険継続受給件数は461万7000件となった。前週分が速報の456万3000件からか461万1000件に僅かな上方修正。継続需給のデータは新規申請件数より一週間遅れとなる。
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2010年02月24日(水)
1月新築住宅販売30.9万戸、予想外の減少で過去最少更新
[経済指標]
米商務省によると、1月の新築一戸建て住宅販売は年率で30万9000戸だった。前月比11.21%減少で、予想外の3ヶ月連続ダウンである。しかも、マイナス幅は2009年1月以来で1割を超えた。この結果、販売は過去最少を更新した。なお、2009年12月の販売が速報の34万2000戸から34万 8000戸に改定。また、11月分が36万2000戸、10月分は40万戸とそれぞれ従来推定の37万戸、40万 8000戸より下方修正された。
市場別では中西部を除いて前月から減った。北東部が35.14%と最もきつい落ち込みとなり、2万1000戸の販売件数は昨年4月以来の低水準である。西部では11.90%減少し、昨年3月の7万4000戸に並んだ。南部では9.50%のマイナスによって16万2000戸と1974年12月以降最小を記録。中西部の販売は2.08%増加で、2ヶ月ぶりのプラス転換だ。前年比較の販売は西部の13.85%増以外ダウン。全国あわせて一年前から6.08%減少した。
住宅ストックは23万4000戸となった。前月から0.43%増え、2007年 5月から続いていた減少が止まった格好になる。販売の落ち込みもあって、住宅ストックは9.1ヶ月分に相当。昨年5月以来で9ヶ月を超えた。販売価格は中間値で前年同月比2.44%下落して20万3500ドル。一方、平均値は前年より3.79%高い。
Posted by 直
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