2010年02月10日(水)
中国大豆輸入、4-9月に前年割れの可能性・CNGOIC
[穀物・大豆]
中国政府系シンクタンクの国家穀物油種情報センター(CNGOIC)は16日に発表した市場レポートで、2009/10 年度後半に当たる4-9月の同国大豆輸入が前年割れとなる可能性があるとの見方を示した。比較対象となる前年同期の買い付け規模が大きかったためという。このほか、豊作見通しの南米から買い付けを増やし、代わりに米産は経るかもしれないという。それでも、2009/10年度通年の輸入は消費増加を反映して 4200万トンと前年度の4100万トンを上回るのを見通す。
Posted by 直
2010年02月09日(火)
USDA需給:コーンと大豆在庫は引き下げ、小麦は小幅引き上げ
[穀物・大豆]
米農務省が9日に発表した2月の需給報告によると、09/10年度の米国内小麦期末在庫は9億8,100万ブッシェルと、前月から500万ブッシェルの上方修正となった。供給面では輸入が500万ブッシェル引き上げられたことによるもので、それ以外に修正は見られなかった。在庫は前年の6億5,700万ブッシェルを50%近く上回る水準にある。
09/10年度のコーン需給は、期末在庫が17億1,900万ブッシェルと4,500万ブッシェルの引き下げとなった。前月に年次推定が発表された生産面での修正はなし、需要面では価格下落を受けてエタノール需要が1億ブッシェルの引き上げ、一方輸出見通しは5,000万ブッシェル引き下げられた。在庫率は13.11%と0.39ポイント引き下げられた。
09/10年度の大豆需給は期末在庫が2億1,000万ブッシェルと前月から3,500万ブッシェルの引き下げ。供給面では前月に年次推定が出されたこともあり修正はなし、需要面では国内圧搾が1,000万ブッシェル、輸出が2,500万ブッシェルそれぞれ引き上げられた。在庫率は6.37%と1.14ポイント引き下げられた。
Posted by 直
【 過去の記事へ 】