2010年02月04日(木)
1月の小売販売、在庫処分セールやギフトカードなど寄与して増加
[金融・経済]
米小売大手各社が4日に発表した1月の販売結果は在庫処分セールやギフトカード利用などが寄与して増加した。国際ショッピングセンター協会(ICSC)が各社データをまとめた結果、1月の既存店売上高は前年同月比3.0%増加。これで5ヶ月連続して前年比プラスとなり、また1月はICSCの事前予想を上回る伸びとしている。
既存店売上高は2009年1月に4%を超える落ち込みだったことから、今年の販売が大きく改善しやすかったのは事実だ。消費者は依然として財布の紐を固く締めたままとみるアナリストもある。一方で、1月は年末商戦の直後でもあり歴史的にさえなくなりがち。ICSCのチーフエコノミストはまた在庫調整が進んだ後であることや一部の悪天候を考えれば今年の販売結果はしっかりとコメントした。
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2010年02月01日(月)
2010会計年度の財政赤字は1兆5560億ドルで過去最高見通し
[金融・経済]
オバマ米大統領は1日、予算教書を発表し、9月に終わる2010年度の財政赤字が1兆5560億ドルになるとの見通しを発表した。2009年度に1兆4130億ドルで過去最高を更新したが、2010年度には記録塗り替えをみる。また、2011年度は1兆2670億ドルの赤字予想。3年連続して1兆ドルを超える見方だ。
オバマ大統領は同日の演説で、先週の一般教書で明かした2011年から3年間の国防や医療関連、社会保障などを除く支出凍結に改めて言及した。また、雇用創出に向けた優遇税制、インフラストラクチャーやエネルギー関連の支出計画などを設けるという。2010年度の予算は3兆7200億ドル、2011年度に3兆8300億ドルとしている。
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