2008年04月08日(火)
2月住宅販売ペンディング指数は前月比1.86%低下、予想下回る
[経済指標]
全米不動産協会(NAR)が発表した2月の住宅販売ペンディング指数は前月比1.86%低下した。1月分が上方修正となり、速報段階で前月比横ばいだったのが0.35%と3ヶ月ぶりの上昇に改定。このため、2月は再び落ちた格好で、NARのチーフエコノミストも販売不振の傾向が続いていることを示唆している。
市場別では西部が9.81%下がった。南部は5.45%のマイナスとなり、これで5ヶ月連続低下である。中西部では3.73%ダウン。北東部だけが3.16%の上昇だった。1月は全体で前年比21.38%低下し、市場別でも軒並み前年割れ。
ペンディング指数は最終的な売買契約にはまだ至っていない、現在契約中の中古住宅販売の件数を指数化したもので、住宅販売の先行指標となる。通常1、2ヵ月後には契約が成立、中古住宅販売の数字に反映される。
Posted by 直