2008年11月14日(金)
10月小売売上は前月比2.77%減、予想以上の落ち込み
[経済指標]
米商務省によると、10月の小売売上高は前月比2.77%減少した。4ヶ月連続ダウンであり、また調査史上最大の落ち込みと伝わっている。市場が予想していた以上の前月比マイナスでもある。また、9月の減少率は速報段階での 1.16%から1.29%に改定となった。
10 月はほぼ全ての項目で落ち、最も大きな減少となったのがガソリンだった。価格下落を背景に12.66%のマイナス。次いで減少が目立ったのが自動車および自動車部品で5.52%だ。家具と家庭用品は揃って2%を超えるマイナスとなり、衣料品、スポーツ用品・趣味・音楽、百貨店の減少も目立つ。飲食品店と健康関連、外食サービスのみ増加し、しかし前月より伸び悩んでいる。
ガソリン、自動車関連を除いても小売売上高は前月比マイナスだが、減少率は縮小する。自動車関連を除いて2.20%減少し、ガソリンもあわせて差し引くと約0.5%の減少だ。
Posted by 直