2010年02月26日(金)
中国、IMF保有金の購入を検討するべき・政府顧問エコノミスト
[メタル]
中国国務院の顧問を務める著名エコノミスト夏氏は26日に記者団に対し、中国が金価格の下落時に国際通貨基金(IMF)の保有金購入を検討するべきだとの見解を示した。同氏はこれまでも、ドル相場の変動が激しいことを理由に政府に対して金購入を勧告していたと伝わっている。
夏氏は、人民元の国際化と長期的な中国経済の成長に向けて向こう10-20年間で金を買い増すのが望ましいという。また、政府は民間セクターに国際市場における金の購入を認可するべきだともした。ただ、同氏は政策方針の決定に直接携わっているのではないとも強調。中国人民銀行もこの発言に対するコメントを下げている。
Posted by 直