2006年12月29日(金)
天然ガス在庫は460億立方フィートの取り崩し、EIA
[エネルギー]
EIA天然ガス在庫は460億立方フィートの取り崩しと
市場予想の600億立方フィートを下回る弱気の結果。
暖冬の影響が大きく表れています。
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11月欧州圏マネーサプライは年率9.3%増
[経済指標]
欧州中銀(ECB)が29日に発表したデータによると、欧州圏内のマネーサプライ(M3)は11月に年率で9.3%増加、単月の数字としては1990年4月以来の高い伸びとなった。9月、10月はそれぞれ8.5%増加していた。
・・・ECB理事は金融引き締めが必要な理由としてマネーと信用が著しいペースで伸びていることを再三指摘している。今回の数字はそうした考えを更に強固にさせるものとなりそうだ。
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コーンと大豆輸出成約高は市場予想上回る
[穀物・大豆]
USDA輸出成約高はクリスマスの関係で通常より一日遅い発表。
コーン、大豆は市場予想を上回る一方、小麦は落ち込んでいます。
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12月21日 | 今年度 | 次年度 | 合計 | 前週比 | 市場予想 | |
小麦 | 354.2 | 0.0 | 354.2 | ↓24.5% | 350.0 〜550.0 | |
コーン | 1153.7 | 67.9 | 1221.6 | ↓9.4% | 800.0 〜1100.0 | |
大豆 | 1037.4 | 0.0 | 1037.4 | ↑ 24.7% | 500.0 〜750.0 | |
大豆ミール | 108.7 | 0.2 | 108.9 | ↓7.5% | 75.0 〜150.0 | |
大豆油 | 61.0 | 0.0 | 61.0 | ↑ 853.1% | 2.0 〜50.0 | |
綿花(アップランド) | 116.7 | 9.6 | 126.3 | ↓63.9% | ||
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インドの小麦作付面積、前年比6.9%拡大
[穀物・大豆]
インド政府が29日に発表した最新推定によると、同国の小麦作付面積は今月29日現在2,640万ヘクタールと前年の2,470万ヘクタールから6.9%拡大する。同国西部など伝統的な小麦栽培地域でないところで、菜種などからの転作が進んだのが主な理由。コーン作付は98万5,600ヘクタールと前年の67万8,800ヘクタールから4.5%拡大する。
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ナイジェリアの石油施設が稼動再開
[エネルギー]
ロイヤルダッチシェルのナイジェリア子会社が28日に明らかにしたところによると、武装勢力の攻撃を受け稼動を停止していたナムリバーの石油供給施設が生産を再開した模様。武装勢力は約2ヶ月にわたって施設を占拠していたが、今月24日までに施設から退去、26日には稼動できる状態になったという。同施設は日量1万2,000バレルの生産能力を持つ。
また、伊石油大手Eniの子会社アジップの関係者によると、同社が所有するテビダバの供給施設でも武装勢力が退去、中で拘束されていた職員は現在健康診断を受けている模様。施設の生産能力は日量4万バレル、職員のアフターケアや破損箇所を点検する必要があることから、直ぐに生産を再開できる状況にはないという。
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2006年12月28日(木)
金融緩和による景気浮揚策は失敗に終わる、ECB理事
[要人発言]
ECB理事を務めるメルシュ・ルクセンブルグ中銀総裁は28日、金融緩和によって景気を浮揚させようとする試みは失敗に終わる運命にあると、ECBの利上げ方針に対する圧力を牽制した。金融緩和はインフレを引き起こすだけで、景気対策に使うことはできないという。また、金利は歴史的に見て低い水準にあると改めて指摘、将来の利上げ継続を示唆した。
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小麦放棄しコーンへの転作も、ネブラスカ大農業エコノミスト
[穀物・大豆]
ネブラスカ大学の農業エコノミストはダウジョーンズ社のインタビューに対し、農家が作付けした冬小麦を放棄し、来春にコーンを際作付けする可能性があることを示唆した。州内の小麦作付けは小麦価格の高騰を受け前年から15%以上増えたものの、その後価格は伸び悩み。一方コーン価格は上昇を続けており、小麦を除草剤などで廃棄処分にしてでもコーンに切り替えるメリットはあるという。こうした形での転作は前例のないことだが、コーン価格も過去に例のない上昇を見せており、ありえない話ではないようだ
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インドの11月原油輸入は前年比19.6%増
[エネルギー]
インド石油天然ガス省高官は28日、同国の11月原油輸入が922万トン(日量225.3万バレル)と前年比で19.6%増加したことを明らかにした。4月から始まる今年度の累計では7,280万トン(日量218.7万バレル)と前年比14.6%の増加となる。石油製品の輸入は11月が132万トンと前年比33%増、4月からの累計は前年比4.1%増の1,020万トン。
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砂糖輸出解禁は12月の生産を見て決定、インド食糧省高官
[砂糖]
インド食糧省のクマール長官は28日、ダウジョーンズ社のインタビューに答え、砂糖輸出解禁の決定は12月の国内生産状況を見てから下す意向を示した。政府は前年の不作による国内価格の高騰を抑えるため、今年6月に砂糖の輸出を全面的に禁止した、しかし今年度は生産増が見込まれていることから、輸出解禁を求める声が上がっている。インドでは12月から3月にかけて砂糖きびの圧搾が行われ、今月の砂糖生産は400万トンを超えると見られている。前年は397万トンだった。
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原油在庫は800万バレルの取り崩し、石油在庫統計
[エネルギー]
原油在庫は800万バレル以上の取り崩しとなる一方、
ガソリン在庫は300万バレルに近い大幅増です。
強弱入り混じり、判断が難しい結果となりました。
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12月22日現在 | EIA発表 | 前週比 | API発表 | 前週比 | 市場予想 | ||
原油在庫 | 320975 | ↓ 8132 | 319341 | ↓ 2132 | ↓ 1320 | ||
ガソリン在庫 | 203853 | ↑ 2938 | 201229 | ↑ 1408 | ↑ 590 | ||
留出油在庫 | 133592 | ↑ 472 | 137797 | ↑ 2585 | ↑ 220 | ||
製油所稼働率 | 90.93% | ↑ 0.23 | 90.20% | →0.00 | ↑ 0.48 | ||
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シカゴPMIは50の節目を回復
[経済指標]
好、不況の分かれ目とされる50を割り込んだ前月から回復。
一方、雇用指数は更に悪化です。
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06年12月 | 06年11月 | 市場予想 | ||
総合指数 | 52.4 | 49.9 | 50.2 | |
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中古住宅販売は2ヶ月連続で増加
[経済指標]
小幅ながらも前月に続いて増加、北東部の売れ行きが好調です。
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06年11月 | 前月比 | 06年10月 | 市場予想 | ||
中古住宅販売 | 6280 | ↑ 0.64% | 6240 | 6150 | |
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消費者信頼感指数は4月以来の高水準
[経済指標]
前月から3.7ポイントの上昇、今年4月以来の高水準です。
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06年12月 | 06年11月 | 市場予想 | ||
消費者信頼感指数 | 109.0 | 105.3 | 102.0 | |
現状指数 | 129.9 | 125.4 | ||
期待指数 | 95.1 | 91.9 | ||
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小麦輸出の禁止もあり得る、インド食糧省高官
[穀物・大豆]
インドのクマール食糧省長官は28日、ダウジョーンズ社のインタビューに答え、国内供給の確保のため小麦輸出禁止の可能性を示唆した。食糧面での安全保障を守らなければならない上、消費者保護の観点からも、業者が新規収穫分の輸出を計画しているのならば、禁止することもあり得るという。インドは現在小麦を輸入しているが、港に近い地域で生産される小麦には価格面からも輸出するメリットが大きいとされる。
インドでは今年4月に国内備蓄が200万トンまで減少、現在は小麦の輸入を進めている。来年2月末までは輸入関税が免除されているが、これを継続するかは次年度の生産状況が明らかになってから検討すると言う。政府は市場年度が始まる4月に400万トンの在庫を確保するよう義務付けられている。
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失業保険申請件数は31.7万件、市場予想下回る
[経済指標]
特にサプライズのある内容ではないでしょう
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12月23日 | 前週比 | 12月16日 | 市場予想 | ||
新規申請件数 | 317.00 | ↑ 1.00 | 316.00 | 320.00 | |
4週平均 | 315.75 | ↓ 10.25 | 326.00 | ||
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