ブッシュ大統領は5日に2008年度の予算教書を発表、総額2兆9,020万ドルを議会に要求した。うち国防費が4,814億ドルと前年から12.1%の引き上げを要求。外交費は350億ドルと22.0%増加している。国土安全省にも前年より7.2%多い343億ドルを求めている。エネルギーには243億ドルと前年より6.6%多い予算を要求、うち戦略備蓄の積み増しに関しては1億6,800万ドルを費やす。農業予算は202億ドル前年から3.1%増加する。一方、労働省は9.4%、環境保護は4.0%前年から予算が削減される。

計画によると、2008年度の財政赤字は2,390億ドルと07年度の2,440億ドルから縮小。2012年までに財政赤字が解消するとしている。

ワールドゴールドカウンシル（WGC）は5日、今年度のドバイショッピングフェスティバル期間中（12/20-2/2）の金や装飾品の売上が過去最高を記録したことを明らかにした。売上は価格下落で値ごろ感が出ていた上、金貨や地金の当たる抽選会などの販促戦略が功を奏し、当初見込みの8億ディルハム（AED）を25%上回る10億ディルハム（2.72億ドル）に達した。

USDAが発表した2月1日までの週の輸出検証高はコーンが3,231.5万ブッシェルと
市場予想を下回る一方、大豆は3,564.7万ブッシェルと好調なペースを維持した。


詳細はこちら

米供給管理協会（ISｍ）が発表した1月のISMサービス指数は
5.90と前月の56.7から上昇、市場予想も上回った。

詳細はこちら

カタールのアティーヤ石油相は5日、アブダビで開かれた経済フォーラムでインタビューに答え、石油市場は安定したとの認識を示した。来月開かれるOPEC定例総会では、石油市場について再協議するという。また、2月1日から実施されている追加減産については今のところ満足していると、減産の遵守に自信を示した。同国の生産は日量80万バレルをやや下回っていると言う。

ベネズエラのラミレス石油相は1日、記者の質問に答え、石油価格が一定の範囲内で推移するようになれば、3月の総会以降に新たな目標価格帯の設定を検討する必要が出てくるだろうとの考えを示した。新たな価格帯は、少なくとも過去2年間の推移に基づくという。

OPECの目標価格帯はかつて22ドルから28ドルの間に設定され、価格帯を外れれば自動的に減産、あるいは増産を行うと決められていたが、その後の価格大幅上昇を受け撤廃されている。

米国勢調査局が発表した12月の製造業受注は前月比2.38%増と
市場予想を上回る好調な結果となった。

耐久財受注は速報段階の3.09%から引き下げられたが、
非耐久財受注が1.78%と大きく伸びた。

詳細はこちら

ミシガン大が発表した消費者指数は96.9と速報値の98.0から低下、
市場予想も下回った。前月の91.7は上回った。

詳細はこちら

ベネズエラのチャベス大統領は1日、テレビでの記者会見で、国内価格で1バレル50ドルというのは妥当な水準との考えを示した。ベネズエラ国内のバスケット価格はWTIよりも10ドル前後安く、1月29日は45.96ドルだった。会見はオリノコ河流域の重質油改質プロジェクトの国営化を発表した後に開かれた。計画では、5月1日から国営石油会社のPdVSAが経営権の60%以上を持つ。大統領は、現在経営権を持っている外国の大手石油企業はこの計画を受け入れ、パートナーとして引き続き運営に当たると確信しているが、同意できないのなら出て行くのは自由だと述べている。また、米国がイランに軍事攻撃を仕掛けるのは狂気の沙汰だと、友好国であるイランへの圧力を強く牽制した。

米労働省が発表した1月の雇用統計で、非農業雇用数は
前月比11.1万人増と市場予想を下回った。
失業率は4.59%と前月の4.48%から上昇している。

詳細はこちら