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2025年06月26日(木)

1-3月期GDP確定値は前期比0.50%の減少、予想以上の落ち込み
  [経済指標]

実質国内総生産(GDP)確定値
出所:米商務省、NY8:30発表、季節調整値、年率、単位10億ドル

25年1Q 改定値 速報値 24年4Q 市場予想
実質国内総生産 ↓0.50% ↓0.24% ↓0.27% ↑2.45% ↓0.2%
個人消費 ↑0.46% ↑1.18% ↑1.79% ↑4.04%
国内投資 ↑23.84% ↑24.36% ↑21.86% ↓5.60%
物価指標
>GDPデフレーター ↑3.76% ↑3.70% ↑3.74% ↑2.34% ↑3.7%
>個人消費支出(PCE) ↑3.66% ↑3.56% ↑3.60% ↑2.38% NA
>>コア ↑3.53% ↑3.41% ↑3.46% ↑2.64%

米商務省によると、2025年1-3月期の実質国内総生産(GDP)確定値は、前期から年率で0.50%減少となった。2022年1-3月期以来、ちょうど3年ぶりのマイナス成長となるが、速報値で0.27%、改定値で0.24%の減少だったの下げ幅が拡大した。市場では0.2%の減少を予想していた。

経済の3分の2を占める個人消費は0.46%の増加と、速報の1.79%増、改定値の1.18%増から一段と下方修正、2020年4-6月期以来の低い伸びにとどまった。耐久財は3.70%の減少と、2021年7-9月期以来の大きなマイナスを記録。このうち自動車及び部品は11.22%の減少となった。非耐久財は2.12%の増加、速報値や改定値から伸びが縮小した。サービスは0.64%の増加と、速報値や改定値から大幅に下方修正、やはり2020年4-6月期以来の低い伸びを記録した。

企業の設備投資は、10.34%の増加と改定値からは僅かに引き下げられたものの、 2022年1-3月期以来の大きな伸びを記録。機器が23.72%の増加となったほか、知的財産権は5.97%増加した。一方建造物は2.40%の減少、改定値から一段とか上げが拡大。住宅投資は1.35%の減少、こちらの改定値から一段と落ち込んだ。在庫投資は1,605億ドルの増加と、改定値からは小幅の下方修正となったが、2023年7-9月期から7-四半期連続して増加、この間でもっとも大きな伸びを記録している。

貿易収支は1兆3,590億ドルの赤字と過去最大の赤字幅を記録、速報値や改定値からはやや縮小修正となった。輸出が0.41%の増加と、改定値の 2.39%増から大幅に下方修正、輸入は37.96%の増加、改定値からは下方修正となったが、トランプ関税の発動を前にした駆け込み需要を背景に大きく増加した。政府支出は0.57%の減少と、改定値の0.71%のマイナスから改善したものの、2022年4-6月期以来の大幅なマイナスを記録。連邦政府が4.63%減少した一方、地方政府は1.98%増加した。

個人消費支出物価指数(PCE)は、前期から3.66%の上昇と、改定値の3.56%から上方修正、2023年1-3月期以来の高い伸びを記録した。エネルギーと食品を除いたコア指数は3.53%の上昇に引き上げ、こちらは4-四半期ぶりの高い伸びとなった。前年比にすると、PCEの上昇率は2.53%、コアは2.79%と前期から伸びが拡大、改定値からも引き上げとなった。

Posted by 松    6/26/25 - 08:46 

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