2014年03月05日(水)
穀物市場のウクライナ情勢への反応は早計・USDAエコノミスト
[穀物・大豆]
米農務省(USDA)のチーフ・エコノミストは5日のウォール・ストリート・ジャーナルとのインタビューで、世界の穀物価格がウクライナ情勢を巡って急騰したことについて、市場の反応が早計だったとの見方を示した。ロシア軍によるウクライナ南部クリミア自治共和国での展開を背景に、ロシアに対して経済制裁が行われた場合のウクライナやロシアの穀物輸出への影響懸念が強まっているが、同氏は今のところ消費国の間に買い付け先をシフトするような兆候はみられないとコメント。現時点で輸出へのインパクトを予想するの尚早と述べた。一方で、世界の穀物在庫が細っている一方、需要は伸びていることを指摘、今後の価格高騰は起こり得るとした。
このほか、米国のコーンや大豆の生産について、平均的な天気を前提にしたイールド予想から記録更新する可能性があるとした。ブラジルは大豆生産で米国を抜く見通しだが、コーンに関しては米国が長期的に最も規模の大きい供給国であり続けるという。また、中国が遺伝子組み換え種の混入を理由に米国からのコーン輸入を拒否しいているのは、一時的な問題と指摘。中国の需要の増加を背景に、いずれ問題解決に至ると述べた。
Posted by 直 3/5/14 - 11:34



