2014年03月14日(金)
IEA、2014年の世界石油需要を前月から引き上げ
[エネルギー]
国際エネルギー機関(IEA)は13日に発表した月報で、2014年度の世界石油需要を日量9,270万バレルと推定、前月から10万バレル引き上げた。前年比では140万バレルの増加となる。マクロ経済見通しの改善が背景にあり、増加の多くがアジアを中心とした新興国によるものとしている。
2月の石油生産は日量9,281万バレルと前月から60万バレル増加、このうち50万バレルはOPECの生産増によるものとなった。非OPEC産油国の生産は、2013年に日量で130万バレル増加、2014年には170万バレルと、少なくとも1990年代前半以来のペースで増加する。OPECの2月生産は日量3,049万バレルと前月から50万バレル増加、5ヶ月振りに日量3,000万バレル台を回復した。イラクの生産は35年ぶりの高水準まで回復したのが背景にある。OPECに対する石油需要(Call on OPEC)は、1-3月期が日量2,890万バレルと前月から10万バレルの引き下げ、一方2014年後半は日量3,020万バレルと25万バレル引き上げられた。
1月末時点でのOECD諸国の石油在庫は25億5,100万バレルと、季節要因によって前月から1,320万バレル減少、北米で例年より寒い冬となったことで、暖房用燃料の取り崩しが進んだ。12月末には過去の平均に比べて1億5,400万バレル低い水準にある。石油製品の在庫は需要の29.0日分をカバー、0.2日分減少した。
製油所稼動は、1-3月期に日量7,660万バレルと100万バレル増加する。米国や中東、ロシアで増加する一方、アジアと欧州では減少。4月には定期点検にともなって日量7,480万バレルに減少、4-6月期では日量7,590万バレルと、前年同期比で100万バレル増加する。
Posted by 松 3/14/14 - 07:29



