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2008年03月04日(火)

2008/09年度世界小麦生産、3.2%増加見通し・ABARE
  [穀物・大豆]

豪農業資源経済局(ABARE)は4日に発表した四半期ごとの商品レポートで、2008/09年度の世界小麦生産が前年比3.2%増の6億2200万トンになると見通している。作付面積が一年前を3.7%上回って2億2300万ヘクタールの見方。平均イールドは前年度の2.81トンから2.79トンとやや低下を予想するものの、増反が生産アップに寄与するのを見越している格好である。

ABAREは2007年から今年初めと小麦価格が上昇基調を続けているのが北半球の作付意欲を高めており、また南半球でも増反の可能性が強いとコメントした。具体的には、欧州連合での作付が6%アップする見通し。2007/08年度には一部で高温乾燥の被害、一部で大雨による影響からイールド低下となったが、2008/09年度は例年並に回復となれば、生産は11%増加すると予想している。

米国では、6%増反、生産が一年前から360万トン増えて5990万トンになると見通す。全体の7割を占める冬小麦に限れば作付は4%のプラスの見方。春小麦作付も増えるのを見越しているが、コーンや大豆と農地を奪い合うシナリオも描いている。

インドの作付は2007/08年度に2800万ヘクタールと過去最高を記録し、2008/09年度もほぼ同水準になると見ているという。生産は7500万トンの見方。一方、中国の生産が5%減少する見通しを示した。作付面積が前年とほぼ横ばい、イールドについては2007/08年度に過去5年間の平均を大きく上回ったのに対して2008/09年度は例年並みになると見越しているのが背景にあるという。

2007/08年度の生産推定については6億200万トンから6億300万トンに引き上げた。

世界消費は2007/08年度分を100万トン上方修正して6億1100万トンとし、2008/09年度には6億1500万トンに増えると見通している。期末在庫予測は2007/08年度分がやはり100万引き上げて1億1000万トンに改定。2008/09年度にはさらに1億1500万トンに膨らむとみている。

ABAREの2008/09年度オーストラリア生産見通しは2595万3000トンとなっている。前年度1309万3000トンのほぼ2倍の見方。作付が前年比9.6%増の1343万7000ヘクタール、イールドは一年前の1.07トンから1.93トンに大きく上がるのをみている。生産の大幅増加により輸出も2007/08年度の推定641万1000トンから1539万1000トンに著しい伸びとなると予想。

Posted by 直    3/4/08 - 10:51 

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