2008年03月10日(月)
債券:金融機関がらみのニュースで債券買い、長短金利差拡大一服
[場況]
10年債利回り:3.45↓0.08
債券は続伸。金融機関の経営不安を煽るニュースが相次ぎ、買いに至った。朝方はまだ株価が小高くなる場面で売りもみられたが、株式相場の下げ幅広がっていくのを確認して債券買いにも弾みがついた。特に長期債の買いが活発で、最近利回り曲線のスティープニングが進んだことに着目する空気が強まったためである。10年債利回りは午前の取引中盤までは3.5%を抜けきれない展開だったのが株安を見届けて下抜け。午後には一段と下がって3.4%台前半での推移もあった。引けにかけてやや下げ渋ったが、それでも1月下旬につけた今年最低に一歩近づいた。
金融政策の影響を受けやすい2年債利回りも下がりはしたが、前日比較でみると長期債を下回る低下だった。買われ過ぎの見方に加え、金融当局による融資制度での資金供給が重しだ。また、早朝に市場の一部で流れた本日も米金融当局が緊急利下げを行なうかもしれないとの観測についても、結局実現しなかったために失望を買う格好となった。この結果、先週末まで2ポイント以上広がっていた10年債との利回り較差拡大も一服した。
Posted by 直 3/10/08 - 17:53



