2008年03月27日(木)
複数の米連銀高官が景気の不透明感を示唆
[要人発言]
複数の米連銀高官が27日にそれぞれの講演で景気の不透明感が根強いことを示唆する発言を行った。ロックハート・アトランタ連銀総裁はこれまで見通していた年央の景気回復シナリオは楽観的過ぎるかもしれないとコメント。今年後半とみていた経済の成長再開が遅れる可能性があるとも述べた。また、ミネアポリス連銀のスターン総裁は多大な不透明感があるとした。
今年の米連邦公開市場委員会(FOMC)メンバーを務めるクリーブランド連銀のピアナルト総裁は米経済、金融市場共に厳しい局面にあると指摘。一方で、当局の情勢改善に向けた金融政策や資金供給を評価し,また時間を要するとしても景気は回復するとの見方を示した。
ピアナルト総裁は講演後に会場との質疑応答で、これまでの金融当局の努力を最高評価すると答えたが、結果を評価するのは早いとした。このほか、証券大手ベア・スターンズ救済での当局の役割について、最高300億ドル支払うことになるとの会場の指摘に対し、融資であると強調する場面もあった。なお、総裁は講演および質疑応答で金融政策について見通すのは避けた。
Posted by 直 3/27/08 - 15:29



