2006年12月05日(火)
OPECの減産タイミングを批判、IEA議長
[エネルギー]
国際エネルギー機関(IEA)のマンディル議長は5日、ヒューストンの会議でスピーチを行い、冬季の暖房需要を見極めることが難しいこの時期にOPECが減産を決定するのは、「不幸なこと」と非難した。高すぎるとの指摘がある米国の在庫については、冬を前にして極めて妥当とし、水準はそれほど高くないという。サウジのヌアイミ石油相が供給過剰に懸念を示していることについても、「その割には価格が高すぎる」とこれに反論。また、インドや中国といった途上国の在庫は極めて低いとも付け加えている。
Posted by 松