2006年12月11日(月)
OPECは総会で50万バレルの減産を検討、クウェート石油相
[エネルギー]
クウェート国営通信社によると、アルサバー石油相は11日、OPECは14日に開かれる臨時総会で日量50万バレルの追加減産を検討しているとの見通しを明らかにした。加盟国は指標となる原油価格を1バレル60ドル以上に維持することを目標に置いているという。
・・・クウェート石油相はどちらかといえば減産に消極的、先週まで現在の価格水準では減産の必要はないとしていた。ここへ来て意見を翻したのは、サウジあたりからの突き上げがあったのか、それとも他に理由があるのか。指標とされる価格というのは恐らくWTIだろう。アルサバー石油相は従来から価格水準を気にする発言をしており、このあたりも絶対的な需給バランスをもとに発言するサウジのヌアイミ石油相などとは異なっている。
Posted by 松