2006年12月27日(水)
パキスタン、50万トンの小麦輸出を許可
[穀物・大豆]
パキスタン食料農業省高官が27日に明らかにしたところによると、政府は国内の豊作や国際価格の上昇を受け、50万トンの小麦輸出許可を承認したという。パキスタン政府は生産の低迷と国内価格の高騰を理由に、ここ2年以上小麦の輸出を禁止している。国内在庫が200万トン近くまで積み上がり、十分な量を確保できていることから、価格が高騰している今が輸出を行うのに最適な時期だという。今年度の国内小麦生産は2,170万トン、次年度は2,250万トンに増える見込み。政府は書く内価格の上昇を抑えるためにも、100万トンの備蓄は維持する方針。50万トン以上を輸出すること可能だが、それは国内、国際市場の状況によるとした。
Posted by 松