2008年11月07日(金)
10月失業率は6.50%、予想以上に悪化
[経済指標]
米労働省が発表した10月の失業率は前月の6.50%となった。前月の6.12%から上昇し、1994年3月以来の高水準である。市場予想も上回った。失業率の母数で、実際に就労中の人や就職活動を行なっている失業者など自己申告をベースとした労働力人口は前月から0.19%増。労働力人口への参加率は 66.1%で、前月に66.0%と4月以来の低水準となってからやや上がった。
労働力人口のうち、失業者は前月比6.36%増の1008万人と1983年9月以来の高水準となった。一方就業者は前月から0.20%減った。経済的理由からパートタイム職に就いた労働者が約1割増えている。非労働力人口は前月を0.07%下回った。
Posted by 直