2008年11月26日(水)
10月新築住宅販売は前月から5.25%減少、予想下回る
[経済指標]
米商務省によると、10月の新築一戸建て住宅販売は年率で前月比5.25%減の43万3000戸となった。1991年1月以来の低水準を更新し、市場予想も下回った。なお、9月の販売件数は速報での46万4000戸から45万7000戸、8月分は従来推定45万2000戸から45万4000戸に改定となった。また7月分は50万5000戸と従来推定の51万7000戸より低い。
10月の販売は市場別でまちまちだった。減少したのは西部の 18.02%、南部6.05%だ。西部の販売件数は9万1000戸と1982年5月以来の水準に落ちた。南部は6ヶ月連続ダウンで、1992年4月以来となる23万3000戸。一方、北東部では22.58%増え、中西部で5.97%アップである。販売は前年比較すると全国あわせて40.11%減少だ。全ての市場で前年割れとなり、このうち北東部と中西部が揃って4割を超えるマイナス。
住宅ストックは前月比 7.97%減の38万1000戸だった。18ヶ月連続マイナスとなり、2004年3月以来の低水準。ストック/販売比率は11.1ヶ月分に相当し、前月の 10.9ヶ月(修正値)から上がった。販売価格は中間値で前年比6.96%下落して21万8000ドル。平均値は前年より12.19%下がった。
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