2007年02月02日(金)
国内価格50ドルは妥当な水準、ベネズエラ大統領
[エネルギー]
ベネズエラのチャベス大統領は1日、テレビでの記者会見で、国内価格で1バレル50ドルというのは妥当な水準との考えを示した。ベネズエラ国内のバスケット価格はWTIよりも10ドル前後安く、1月29日は45.96ドルだった。会見はオリノコ河流域の重質油改質プロジェクトの国営化を発表した後に開かれた。計画では、5月1日から国営石油会社のPdVSAが経営権の60%以上を持つ。大統領は、現在経営権を持っている外国の大手石油企業はこの計画を受け入れ、パートナーとして引き続き運営に当たると確信しているが、同意できないのなら出て行くのは自由だと述べている。また、米国がイランに軍事攻撃を仕掛けるのは狂気の沙汰だと、友好国であるイランへの圧力を強く牽制した。
Posted by 松