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2010年02月04日(木)

1月の小売販売、在庫処分セールやギフトカードなど寄与して増加
  [金融・経済]

米小売大手各社が4日に発表した1月の販売結果は在庫処分セールやギフトカード利用などが寄与して増加した。国際ショッピングセンター協会(ICSC)が各社データをまとめた結果、1月の既存店売上高は前年同月比3.0%増加。これで5ヶ月連続して前年比プラスとなり、また1月はICSCの事前予想を上回る伸びとしている。

既存店売上高は2009年1月に4%を超える落ち込みだったことから、今年の販売が大きく改善しやすかったのは事実だ。消費者は依然として財布の紐を固く締めたままとみるアナリストもある。一方で、1月は年末商戦の直後でもあり歴史的にさえなくなりがち。ICSCのチーフエコノミストはまた在庫調整が進んだ後であることや一部の悪天候を考えれば今年の販売結果はしっかりとコメントした。

アパレルチェーンの間でセール効果から強気の結果が並んだ。リミテッドやギャップ、アバクロンビー・アンド・フィッチなどが予想を上回った。ICSCによると、ショッピングセンターで展開するアパレルチェーン全体の既存店売上高は前年同月から6.4%増加。これは2007年3月以来の高い伸びという。1月はまた高級百貨店が好調だった。ノードストロム、サックスが揃って市場が予想していた以上の増加。

Posted by 直   

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