2010年02月17日(水)
1月鉱工業生産指数は前月比0.93%上昇、予想上回る
[経済指標]
米連邦準備理事会(FRB)が発表した1月の鉱工業生産指数は前月比0.93%上昇した。2009年12月の指数伸び率が0.66%だったことから1月にはペースが速まった格好になる。市場予想も上回った。なお、12月の指数は速報の0.64%から改定である。
1 月の製造業生産指数が1.04%上がった。12月に僅かにも低下したのから改善。耐久財が1.42%、非耐久財は0.69%それぞれ上昇に転じた。ただ、耐久財だと産業別にはまちまちである。伸びが目立ったのは自動車及び部品で5%近く伸び、木製品、家電、コンピューターも高い。非耐久財なら大勢が前月から伸び、このうちアパレル、飲食品・たばこ、紙がとりわけ大きく上がった。
鉱業は0.71%上がった。12月は0.15%低下で、速報の0.18%上昇から改定。1月に前月比プラスに転じた格好になる。公益は0.67%と前月に続いてアップ。電力が2ヶ月連続で上昇も、天然ガスはマイナス転落だった。
設備稼働率は72.61%となった。2008年12月以来の高水準を更新。市場予想とほぼ一致した。
Posted by 直