2007年02月08日(木)
エタノール輸入関税は前倒しで撤廃しない、エネルギー長官
[エネルギー]
ボドマン米エネルギー長官は8日、下院エネルギー商業委員会で証言を行い、現在エタノール輸入に課せられている1ガロン54セントの関税について、適用期間が終了する2009年初めまで継続すべきとの考えを示した。長官は先月、ブッシュ大統領がエタノールを含む代替燃料の使用を大幅に増やす計画を打ち出した際、必要ならば輸入関税を撤廃する必要があるとの考えを示していた。国内で膨大な量のエタノールが生産されており、これに関わる補助政策に関して、非常に強い反応があったと述べている。また、スイッチグラスやウッドチップなどを原料としたセルロースベースのエタノール生産に関しては、今後2年以内に商業ベースに乗る可能性があると非常に楽観的な見方を示した。
Posted by 松