2007年02月26日(月)
エコノミストの間で利下げ観測が後退、NABE調査
[金融・経済]
米企業経済協会(NABE)が26日に発表した四半期毎の調査レポートによると、加盟47企業のエコノミストは今年度のFEDの金融政策について、年内は現行の年5.25%の水準を据え置くとの見方をしていることが明らかになった。昨年11月の調査で2度の利下げで4.75%まで下がるとしていたのから、利下げ観測が後退した。08年度は1-3月期に0.25%の利下げを行った後、金利を据え置くと見ている。
GDP成長率については07年度が2.8%、08年度は3.1%に成長が拡大するという。失業率は07年度が4.7%、08年度は4.8%と現在の4.6%からやや上昇すると見ている。食品とエネルギーを除いた消費者物価指数のコア部分は07年、08年共に前年比で2.3%の上昇と、現在の2.7%から低下する。
Posted by 松