2009年11月16日(月)
石油生産枠変更の必要性判断するのは尚早・OPEC議長
[エネルギー]
石油輸出国機構(OPEC)のバスコンセロス議長は16日に記者団に対し、来月のOPEC総会で石油生産枠を変更する必要があるかどうか判断するのは尚早と述べた。市場の不透明感が強いことを指摘し、総会直前まで様子見を決め込むという。先進国の石油在庫は現在、向こう 62日間の供給に相当する。OPECは52-53日分を適切とみており、現時点で供給過剰とコメントした。議長はこのほか、1バレル75-80ドルの価格レンジで景気回復が可能との見方を示唆した。
さらに、自国のアンゴラ石油生産に関し、議長はOPECの割当に基づいて現在日量約170万バレルという。向こう2-3年内に同200万バレルに引き上げる計画にも触れた。
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2009年11月12日(木)
IEA、2010年の世界石油需要見通しを14万バレル上方修正
[エネルギー]
国際エネルギー機関(IEA)は12日に発表した月報で、2010年の世界石油需要を日量8,619万バレルと推定、前月から14万バレル上方修正した。2009年の需要は日量8,484万バレルと21万バレル引き上げた。北米の需要見通しが引き上げられたほか、アジアや中東諸国の需要も引き続き強いという。また、09年10-12月期の需要は、2008年半ば以降初めて前年同期比で増加に転じるとの見方も示した。
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