2008年05月28日(水)
ペルー鉱山労働者、6月に計画のストの是非を投票で決定 
				
 [メタル]
				ペルー鉱山組合の事務局長は28日、6月16日に計画されているスト実行の是非を問う組合員投票を6月5日と6日に行う意向を明らかにした。労働者側は利益シェアシステムにおける労働者に対する上限の撤廃、リタイアに関する法整備、アウトソーシングの廃止などを要求している。当初は5月12日からストを行う計画だったが、政府に対し交渉に応じる時間的猶予を与えるため、6月に延期していた。ペルーは世界最大の銀生産国で、金、銅、亜鉛なども多く産出する。
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2008年05月20日(火)
1-3月期金宝飾需要は前期比5.13%減、WGC  
				
 [メタル]
				ワールドゴールドカウンシル(WGC)は20日に発表した四半期レポートで、08年1-3月期の世界金需要を前期比2.58%減の718トンと推定した。前年同期比では15.43%の減少となる。宝飾需要は462トンと前期比で5.13%、前年比で21.16%減少、四半期の数字としては1993年7-9 月期以来の低水準となる。インドの需要が71.1トンと前年比で49%減ったほか、中東が64.9トンと前年比19%、米国が39.5トンと25%、トルコが28.9トンと13%それぞれ減少した。価格急騰とボラティリティーの上昇が嫌気された他、トルコでは自国通貨の下落も需要を鈍らせた。金塊、コインへの投資は73トンと前期比で21.67%増加。ETFへの投資は73トンと前期比で8.75%減ったものの、前年同期の2倍以上となった。
世界金供給は857トンと前期比で8.44%減ったものの、前年同期比で5.67%増加した。鉱山生産は593トンと前期から6.17%減少。生産者のディヘッジングは128トンと前期の72トン、前年同期の94トンから大きく増加した。公的機関の売却は前期比20%増の78トン、スクラップは前期比で 11.74%、前年比で29.75%増えて314トンとなった。
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