2009年11月10日(火)
エルサルバドル、ハリケーンのコーヒー農園直撃避けた可能性
[コーヒー]
エルサルバドルコーヒー評議会は10日に米通信社ダウ・ジョーンズに対し、国内東部の主要コーヒー生産地でハリケーン・イダのコーヒー農園直撃は避けられたようだとの見解を示した。ただ、被害状況を現在調査中であり、収穫目前のコーヒーにはダメージリスクが特に高いと慎重姿勢を残す。報道によると、ハリケーンに伴い洪水、地滑りが発生し、また100人以上が死亡した。
評議会は先月半ばに、2009/10年度コーヒー生産が前年比2.7%減の147万3,599袋になるとの見通しを発表した。これは2年連続減少の見方である。
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2009年11月09日(月)
2009/10年度世界コーヒー生産、前年割れの可能性・ICO
[コーヒー]
国際コーヒー機関(ICO)は9日に発表した月次市場報告で、2009/10年度の世界コーヒー生産前年割れの可能性があるとの見方を示した。主要生産国で天候要因による生産不調のリスクがあることを挙げている。なお、ICOは2008/09年度の推定を1億2884万 6000袋から1億2807万3000袋に引き下げた。前年比8.2%増えた格好になる。
ICOは2009/10年度のブラジル生産について3900万袋とする最新公式推定を記した。さらに、最近の大雨で2010/11年度の開花や品質に影響を及ぼすかもしれないとコメント。ベトナムでも天候被害のリスクを指摘した。また、コロンビアの不作も取り上げ、一方、アフリカやアジア、中米では生産増加の見込みであるという。
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