2009年07月22日(水)
5月FHFA住宅価格指数は前月比0.86%上昇
[経済指標]
米連邦住宅金融庁(FHFA)によると、5月の住宅価格指数は前月比0.86%上昇した。3ヶ月ぶりのプラス転換で、また1月以来の高い伸びである。なお、4月は速報で0.06%低下だったのから0.30%低下に改定。
地域別価格変動をみると、5月は5地域で前月から上がり、このうち最も値上がりが大きかったのが西海岸の2.73%だった。残る4地域は前月比マイナスで、ニューイングランドの2.01%が最もきつい落ち込みである。
5 月の価格指数は前年同月に比べると5.64%下がった。4月の7.04%(修正値)を下回る低下で、昨年6以来の小幅マイナスにとどまった。それでも、これで20ヶ月連続の前年割れ。また、全ての地域が前年から下がった。西部が13.99%と地域別で最大のマイナスとなり、ロッキー山脈でも10.08%と 1割ダウン。
Posted by 直
2009年07月20日(月)
6月景気先行指数は前月比0.7%上昇、予想上回る
[経済指標]
米カンファレンスボードが発表した6月の景気先行指数は前月から0.7%上昇し、100.9となった。3ヶ月連続の前月比プラスで、市場予想も上回った。なお、5月の伸び率は速報での1.0%から1.3%に上方改定。
景気先行指数は過去に発表された10の景気に先行するとされる経済指標から算出される。6月の指数改善に寄与したのは長短金利差、住宅建築許可件数、株価、失業保険新規申請件数、製造業週平均労働時間、小売業者業績、一般消費財新規受注の7つ。マネーサプライ(M2)、非防衛資本財新規受注、消費者期待指数の3つがマイナス要素だった。
景気一致指数は0.2%下がり、景気遅行指数が0.7%ダウンとなった。
Posted by 直
【 過去の記事へ 】



