2009年07月07日(火)
南ア産金大手と労働者組合の労使交渉再開
[メタル]
南アフリカの産金大手と労働者組合の間で労使交渉が7日に再開した。仲裁役を務める鉱山会議所広報によると、アングロゴールドとゴールド・フィールズは最低レベルの労働者に9%、その他の労働者に8%の賃金引き上げを提案。ハーモニー・ゴールド・マイニングは金価格に連動させた賞与など他社とは別の提案を出しているという。組合は15%の賃金引き上げなどを要請しており、このため産金会社が当初提案した7%の賃金引き上げは拒否。また仲裁を通じての交渉で合意に至らなければ15万人の組合メンバーがストライキを実施すると警告している。
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CFTC、エネルギーなど商品の投機取引規制強化を検討
[エネルギー]
米商品先物取引委員会(CFTC)のゲンスラー委員長は7日、エネルギーなど商品の投機的な取引規制を強化する方向で検討していることを明かした。このため、7月と8月に複数の公聴会を開くという。このほか、毎週金曜に発表する建玉報告の改訂を計画しているとも指摘。スワップ取引やヘッジ取引も報告に盛り込むというが、近日中に修正版を発表するとして具体的な日程は記していない。
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ベトナムコーヒー協会、政府に農家補助を要請
[コーヒー]
ベトナムコーヒー協会の会長は7日、コーヒー農家補助を政府に要請していることを明かした。価格下落、また生産見通しの不透明を背景に輸出業者が買い付けに消極的なことによる影響を挙げている。
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フィリピン、飼料用小麦の輸入関税再導入
[穀物・大豆]
フィリピンの通商長官は7日、飼料用小麦の輸入関税を再導入したことを発表した。税率は昨年終わりに一時撤廃する前の 7%。小麦とともに飼料用となるコーンの国内生産増加見通しが背景にあるという。一方、食用小麦の免税輸入期限を6ヶ月延長することも決定。政府は昨年末に国内の価格安定化を目的に飼料用と食用の小麦を関税と食用
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WGC、インドの金輸入増税による需要への影響に懸念
[メタル]
ワールドゴールドカウンシル(WGC)は7日、インドの金輸入増税案による同国需要への影響に懸念を表明した。WGCのインド担当者によると、インドの金市場は価格に極めて敏感。増税が値上がりにつながり、さらには消費者需要に響くのが必至との見方である。同氏はまた、インドで金価格が最近、過去最高となり、また世界的な景気後退で需要が著しく後退したことを指摘した。
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2009年07月06日(月)
2008/09年度世界コーヒー生産推定上方修正・ICO
[コーヒー]
国際コーヒー機関(ICO)は15日に発表した月次市場報告で、2008/09年度の世界コーヒー生産推定を引き上げた。最新予測は前年比9.1%増の1億2879万袋。前月時点に見越していたのが1億2609万袋だった。ICOは、インドネシアの生産改定が全体の上方修正につながったという。583万3000袋から863万8000袋に引き上げ、従来は前年割れの見方が11.1%増に転じた。エクアドルや一部中米の生産も引き上げた。
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6月ISM非製造業指数47.0、昨年9月以来高水準
[経済指標]
米供給管理協会(ISM)によると、6月の非製造業(サービス)NMI指数は47.0となった。前月の44.0から2ヶ月連続上昇。指数は昨年10月から 50を下回っているが、6月はこの9ヶ月間で最高である。市場予想も上回った。ビジネス指数は7.4ポイント上がって49.8。これも9ヶ月間続けて50 を超えたことはないながらも、この間最も高くなった。6月にビジネスの伸びを報告した業種は6業種で前月と同じ。美術・娯楽セクターはビジネスの改善を報告し、またホテル業者から宿泊率の緩やかな上昇レポートなどがあったようだ。一方、11業種がビジネス不振を伝えたという。
活動別にも前月からの改善が多かった。輸出が前月の47.0から54.5に上昇。50以上となったのが昨年8月以来であり、水準的には昨年3月以来の高さである。新規受注は48.6、受注残46.0でそれぞれ昨年9月以来の高水準。雇用もまた昨年9月以降見ることのなかった水準に改善して43.4となった。在庫は2ポイント下がって45.0。出荷も前月の50ちょうどから46.0に低下した。価格指数は前月の46.9から53.7に上昇。昨年10月以来で50を上回った。
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インド、金地金輸入税を2倍に引き上げ
[メタル]
インド財務相が6日に発表した予算案によると、金地金の輸入税を10グラム100インドルピーから同200ルピーに引き上げた。銀地金も2ばいの増税で1キロ1000ルピーとしている。予算案を受けて地元関係者の間では輸入減少見通しが強まっており、今年は前年比 40-50%減になるとのトレーダーの見方も伝わっている。
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2008/09年度EU、1910万トンの穀物純輸出
[穀物・大豆]
欧州連合(EU)のデータによると、6月で終わった2008/09年度は1910万トンの穀物純輸出となった。前年同期は850万トンの純輸入だった。軟質小麦の輸出許可は2200万トン、輸入が590万トン。
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