2009年07月27日(月)
6月新築住宅販売は前月比10.98%増、予想大きく上回る
[経済指標]
米商務省によると、6月の新築一戸建て住宅販売は年率で38万4000戸だった。昨年11月以来の高水準で、市場予想も上回る。また、5月の販売が速報の 34万2000戸から34万6000戸に上方修正となり、前月比も当初の0.58%減だったのが2.37%増に改定。6月は前月より10.98%アップで、3ヶ月連続増加になる。
6月の中西部新築販売が43.14%増え、市場別で最大の前月比プラスだった。しかも、大幅増加によって7万 3000戸と昨年8月以降見ることのなかった水準に膨らんだ。北東部では29.17%増。昨年11月以来の水準となる3万1000戸とにアップ。西部の販売は前月から22.62%増加した。この結果、今年初めて10万戸を超え、10万3000戸と昨年7月以来の高水準だ。南部だけ5.35%減で、2ヶ月連続ダウンとなった。前年比較の販売は北東部の5.80%を除いてそれぞれ減少。全国あわせて21.31%落ちた。
住宅ストックは28万 1000戸となり、1998年2月以来の低水準だ。前月比4.10%減。2007年5月から減少を続けている。ストック/販売比率は8.8ヶ月。前月時点での10.2ヶ月(修正値)を大きく下回り、2007年10月以来の低水準を更新した。販売価格は中間値で前年比11.99%下落して20万6200ドル。平均値も前年より7.52%低い。
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2009年07月23日(木)
6月中古住宅販売は前月比3.60%増、予想上回る
[経済指標]
全米不動産協会が一戸建てとコンドミニアムあわせて算出した6月の中古住宅販売は年率換算で前月比3.60%増の489万戸となった。3ヶ月連続増加となり、昨年10月以来の高水準を更新。市場予想も上回った。なお、4月の販売件数は速報の477万戸から472万戸に改定である。
6月の販売は全ての市場で前月から増えた。最も高い伸びだったのが西部の6.42%。南部で4.02%のプラスとなり、北東部2.50%増。中西部が0.92%と緩やかな伸びである。前年比較すると全体で0.20%ダウンとなった。西部だけ11.54%増え、ほかの市場は前年割れ。
住宅ストックは前月比0.73%減の382万3000戸だった。ストック/販売比率は9.4ヶ月。前月の9.8ヶ月を下回った。販売価格は中央値で18万1800ドルだった。前年同月と比べて15.44%下落。市場別でも揃ってダウン。西部の24.90%が最大の落ち込みで、一方、北東部で5.85%と最も小さいマイナス。平均値にしても全ての市場が前年より下がり、全体で 11.80%下がった。
Posted by 直
失業保険申請件数は前週から3万件増加、予想は下回る
[経済指標]
米労働省が発表した18日までの週の失業保険新規申請件数は55万4000件だった。前週から3万件増加し、これは4週間ぶりのプラス転換である。しかし市場予想は僅かに下回った。なお、前週分は速報値52万2000件から52万4000件に小幅引き上げ。
雇用情勢をより良く映すといわれる4週平均は56万6000件だった。前週の58万5000件(修正値)を下回り、1月24日までの週以来の低水準である。
失業保険の継続受給件数は7月11日時点で前週から8万8000件減少した。この結果、622万5000件と4月11日までの週以来の低水準を更新。継続需給のデータは新規申請件数より一週間遅れとなる。
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