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2009年11月23日(月)

10月中古住宅販売は610万戸に増加、予想上回る
 [経済指標]

全米不動産協会によると、一戸建てとコンドミニアムあわせた中古住宅販売は10月に年率換算で前月比10.11%増の610万戸となった。2007年2月以来の高水準で、市場予想も上回る。なお、9月の販売件数は速報の557万戸から554万戸に改定。

全ての市場が前月比プラスとなり、中西部で14.40%と市場別に最も高い伸びだった。南部と北東部もそれぞれ1割強アップで、西部は1.55%とほかの市場に比べて小幅プラス。前年比較すると全体で23.48%増加した。これで4ヶ月連続の前年比プラス。中西部の27.71%増が最大で、北東部と南部が2 割以上増えた。西部では一年前を11.97%上回った。

住宅ストックは前月比3.67%減の357万4000戸だった。ストック/販売比率は7.0ヶ月。前月の8.0ヶ月(修正値)より下がった。

販売価格は中央値で17万3100ドルである。前年同月と比べて7.14%下落し、4市場揃ってダウン。西部だけが14.68%と2けたの値下がりだった。平均値にしても全ての市場が前年より低く、全体で5.01%下がった。

Posted by 直     

2009年11月19日(木)

11月フィラデルフィア連銀指数16.7、予想上回る
 [経済指標]

フィラデルフィア連邦準備銀行が発表した11月の企業景況感指数は16.7となった。前月の11.5から上昇し、2007年6月以来の高水準。市場予想も上回った。

新規受注は前月の6.2から14.8に上がり、やはり2007年6月以来の水準にアップである。出荷は前月から10ポイント以上上昇し、15.7と2007 年7月以降みることのなかった高水準だ。雇用はマイナス0.5だった。昨年6月から増加・減少の分岐点になるゼロを下回ったままであるが、11月はこの間で最も高い。労働時間は2007年12月以来でゼロを超えて2.0に改善した。在庫は前月のマイナス31.8からマイナス17.3に上昇。反面、受注残が前月のマイナス1.3を下回るマイナス5.4だった。

生産コストを示す支払い指数が14.9となり、前月の21.3から下がって9月の水準に戻った。販売価格を示す受取り指数は前月のマイナス4.3に対して11月はマイナス1.5。これは8月と同じ

向こう6ヶ月の見通しを表す指数が3ポイント下がり、36.8となった。4月以来の低水準を更新。新規受注が35.7でやはり7ヶ月ぶりの低水準、出荷は3 月以来の低水準29.2だった。受注残は約10ポイント下がって2.1。4月からプラス圏で推移はしているが、11月はこの間で最低だ。一方、雇用が前月の7.4から8.3に小幅改善した。設備投資は13.8と昨年9月以来の高水準を更新した。在庫は5.9。前月より1.8ポイント高く、2004年2月以来の高水準になる。

支払い見通し指数が10月の32.8から30.8に下がり、受取り見通し指数は11.0から1.2にダウン。

Posted by 直     

失業保険新規申請件数、前週比横ばいの50.5万件
 [経済指標]

米労働省が発表した11月14日までの週の失業保険新規申請件数は50万5000件となった。前週分が速報の50万2000件から50万5000件に改定。このため、14日時点で前週比横ばいになる。

雇用情勢をより良く映すといわれる4週平均は14日時点で51万4000件だった。前週の52万500件(修正値)から11週続けての減少で、昨年11月22日までの週以来の低水準になる。

失業保険の継続受給件数は11月7日時点で561万1000件となった。3月14日までの週以来の低水準。前週からは3万9000件、9週連続ダウンだ。継続需給のデータは新規申請件数より一週間遅れとなる。

Posted by 直     

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