2008年02月21日(木)
08/09年度コーン作付は9,000万エーカー、USDAエコノミスト
[穀物・大豆]
米農務省のチーフエコノミストは20日、ワシントンDCで開かれているアウトルックフォーラムで講演を行い、08/09年度のコーン作付を9,000万エーカーと推定した。07/08年度の9,360万エーカーからは減少するものの、12日に発表されたベースライン予想の8,800万エーカーからは上方修正となった。コーン生産が前年から減少すると予想される中、エタノール生産は増加すると見られており、コーン価格を更に押し上げる可能性があるとした。
大豆の作付は7,100万エーカーとベースライン予想から据え置き、前年の6,360万エーカーから大きく増加する。小麦作付は6,400万エーカーとベースライン予想の6,500万エーカーから下方修正、前年度の作付は6,040万エーカーだった。また、2008年度の米国農産物の貿易収支は245億ドルの黒字と、昨年12月に出した推定より90億ドル上方修正した。
Posted by 直
世界の米産穀物需要、価格上昇でも影響なし・米専門家
[穀物・大豆]
米パーデュー大学の農業経済学者が、一部農産物の記録的な価格上昇でも世界の米産穀物需要に影響は及んでいないとの報告書を発表した。同氏は例えば大豆価格が1ブッシェル15ドルを超えないと、需要の減速にはつながらないとの見方を示唆。底堅い需要の背景にあるのはドル安といい、対ユーロで4割のドル安となったことで欧州には米産穀物を4割多く買い付ける余地が出てきたと説明している。
Posted by 直
2008年02月20日(水)
ロシアの1月小麦輸出は前年比68%増
[穀物・大豆]
ロシア連邦税関局が20日に明らかにしたデータによると、1月の同国小麦輸出は89万3,000トンと前年比で68%増加した。もっとも、前月からは46%減少している。主な出荷先はエジプトが23万2,000トン、インドが15万5,800トン、パキスタンが12万7,900トン。昨年7月からの市場年度累計では1,170万トンとここ数年で最高を記録している。
Posted by 直
インド、砂糖きび生産減少の見方から圧搾期間も短縮か
[穀物・大豆]
インド砂糖会社の会長は今年の国内砂糖きび生産が減少とみられているため、圧搾期間も通常より早く終了する可能性が強いと述べた。中部で3月終わり、西部で4月半ばあたりに加工作業終了と見ているという。通常は中部から東部にかけて4月まで西部においては5月まで続く。
Posted by 直
【 過去の記事へ 】



