2009年07月02日(木)
米インフォーマ、2009年コーンと大豆の生産増加見通す
[穀物・大豆]
米有力アナリストのインフォーマ・エコノミクスが 2009年コーン生産を125億2400万ブッシェル、イールド1エーカーあたり156.3ブッシェルと予想していることが報じられた。生産は前年から 3.5%増える見方だ。大豆予測は前年比8.6%増の32億1400万ブッシェル、イールドは同42ブッシェルともいう。インフォーマはコーン、大豆のイールドいずれも前年から2.4ブッシェル上がるとみている模様。
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2009年06月30日(火)
遺伝子組み換えコーン、健康や環境面でのリスクない・欧州機関
[穀物・大豆]
欧州食品安全機関(EFSA)は30日、米化学大手モンサントが開発した遺伝子組み換えコーンが健康や環境を脅かすリスクはないと判断した。これは欧州連合(EU)内での遺伝子組み換え種を巡る議論が絶えないたために行われた4年間の調査結果である。現時点でフランスとギリシャ、ルクセンブルグ、ドイツ、オーストリア、ハンガリーの6カ国が遺伝子組み換え種の生産を禁止しているが、欧州委員会広報はEFSAの判断に基づいてEUが改めて方針を決めるという。
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USDA作付予想:コーンは予想大きく上回る、大豆は予想以下
[穀物・大豆]
米農務省(USDA)が発表した作付推定によると、09/10年度の米国内コーン作付は前年比1.22%増の8,703万5,000エーカーと、 2,007年に次ぐ過去2番目の水準となった。3月の意向調査で8,498万6,000エーカーだったのから大幅に引き上げられた。コーン作付は悪天候のために前半はイリノイ州やインディアナ州などコーンベルト東部を中心に大幅に作業が遅れていたものの、その後の天候回復により急速に進んだ。作付は5月 10日時点で48%と過去5年平均を23ポイント下回っていたが、最終的には当初の予定97%と過去10年平均の98%に迫るところまで作業が進んだ。州別ではネブラスカ州で大幅に増加大豆からのコーンへの転作が大きく進んだことがうかがえる。
09/10年度の米国内大豆作付は前年比 2.33%増の7,748万3,000エーカーと過去最高を更新、3月の意向調査で7,602万4,000エーカーとしていたのからも大きく上方修正された。ミズーリやサウスダコタ州で当初の予想より作付が大きく増える一方、ネブラスカ州ではコーンへの転作が進んだために大きく作付が減った。
09/10 年度の春小麦作付は1,377万2,000エーカーと前年比で2.57%減少、3月の意向調査の1,330万4,000エーカーからは引き上げとなった。冬小麦、デュラム小麦もそれぞれ3月から引き上げられ、小麦全体では5,977万5,000エーカーと前年比で5.34%の減少となった。3月の推定では 5,863万8,000エーカーだった。
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