2009年07月21日(火)
フィリピン、年内飼料用小麦の買い付けは既に打ち止めの可能性
[穀物・大豆]
フィリピンの製粉業者は米通信社ダウ・ジョーンズに21日に対し、年内の同国による飼料用小麦買い付けは既に打ち止めとなる可能性を示した。需要減少、別に飼料用となるコーンの地元価格下落を理由に挙げている。同氏によると、これまでのところ110万トンの小麦が輸入済み。コーンとあわせて飼料向けの供給は十分という。
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2009年07月20日(月)
2009/10年度ブラジル大豆生産、過去最高の可能性・地元関係者
[穀物・大豆]
2009/10年度のブラジル大豆生産が過去最高となる可能性が強いとの見方が地元関係者の間で広がっている。ほかの穀物に比べて採算性が高いのが背景にある模様。米通信社ダウ・ジョーンズがまとめた作付予想が前年比3-5%増加。新しく農地を開拓するのではなく、ほかの作物から乗り換えるとみられている。また、生産は天気に恵まれて6000万トンを超える見通し。
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アルゼンチン小麦とコーン作付落ち込み見通し、大豆過去最高に
[穀物・大豆]
アルゼンチンのロザリオ穀物取引所は17日に発表したレポートで、2009/10年度小麦とコーンの生産が例年を大きく下回る見通しであることを示した。小麦作付は100年以上ぶりの低水準となる275万ヘクタールと推定し、生産を740万トンと予想。これは前年度の 870万トンから落ちて、また過去5年平均1476万トンの半分以下をみている格好になる。国内の需要推定600万トンを差し引き140万トンが輸出用になる見通しという。
コーンの作付は230万ヘクタールを超えることはないだろうという。やはり前年から大幅ダウンとなる見通し。 2008/09年度の不振への失望、また大豆とのコスト比較で作付意欲が後退するためとコメント。生産は1600万トンで、国内向けと輸出向けでほぼ二分する見通しを示唆した。
大豆生産に関すると、2008/09年度に不調に終わった後でに農家は依然として前向きといい、この結果、作付 1850万ヘクタールと見通した。前年度に1660万ヘクタールで記録した過去最高を更新する見方だ。生産5000万トン、輸出1100万トンを見込んでいる。3800万トンは大豆ミールや大豆油に加工して出荷となるという。
Posted by 直
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