2008年12月16日(火)
FOMC利下げ実施、0-0.25%と初めて金利誘導目標をレンジで設定
[金融・経済]
米連邦公開市場委員会(FOMC)は16日、短期金利の指標となるフェデラルファンド(FF)金利誘導目標を従来の年 1.0%から年0-0.25%に引き下げると発表した。FF金利の誘導目標をレンジで設定したのは史上初めてとみられるが、FOMCは持続的な景気拡大と物価安定を保つために可能な限りで全ての措置を講じる意向を示している。
このため、景気が弱い中で当面、歴史的な低金利環境が続くと見通している。FOMCはまた、長期物米国債の買い取りを検討することも明らかにした。FOMCによると、本日の決定は全会一致である。
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2008年12月09日(火)
全米不動産協会、住宅販売見通し一段と引き下げ
[金融・経済]
全米不動産協会(NAR)は9日に発表した月次住宅市場見通しで、向こう3年間の住宅販売見通しを一段と引き下げた。協会チーフエコノミストは、2009年前半のマイナス成長を予想。後半には住宅市場の底入れを反映して景気が立ち直るとの見解を示す。それでも、販売回復に関して前回報告より鈍いペースをみている格好である。
中古について、2008年に前年比12.3%減の495万8000件と推定している。前月報告で501万9000戸みていたのからシフト。2009年には519万戸と500万の大台回復の見方だが、前月に見通していた531万9000 戸より少ない。2010年の販売見通しは561万9000戸から555万1000戸に改定した。
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