2009年07月24日(金)
7月ミシガン大消費者指数は66.0と速報から引き上げ、予想も上回る
[エネルギー]
7月のロイター/ミシガン大消費者指数は66.0となった。速報値64.6から引き上げで、市場予想も上回った。ただ、前月の70.8からは低下。2月以来のマイナス転落である。現状指数は70.4から70.5、6ヵ月後を占う期待指数は60.9から63.2にそれぞれ上方修正となった。しかし、いずれも前月の73.2、69.2を下回ったままだ。
インフレ予測は1年後が2.9と前月の3.1からダウンとなった。速報の3.0から下方修正になる。5年後は3.1から6月と同水準の3.0に改定。
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BP、アンゴラでの石油生産を日量30万バレルに引き上げ
[エネルギー]
BPのアンゴラ子会社代表は24日、ロンドンで開かれた業界会議で、同国内での石油生産量を現在の日量20万バレル強から2012年までに日量30万バレルに引き上るとの目標を明らかにした。ダウジョーンズ社が伝えた。BPはこれまでアンゴラに対し100億ドルの投資を行っているが、今後数年間に年30億ドルの追加投資を予定しているという。
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ウガンダコーヒー、平年以上の降雨による影響懸念・地元気象庁
[コーヒー]
ウガンダの気象庁高官は24日、2009/10年度の国内コーヒー生産が平年以上の降雨による影響懸念があることを示した。10月と11月にピークとなり、東部や南西部の山岳地帯では地滑り、低地では洪水が起きると見通す。このため、コーヒーが10月までに熟成しないようでは被害が必至という。ウガンダのコーヒー農家を代表するNucafeの幹部も大雨は豆の生育や乾燥にマイナスであるとした。
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インド、外交ルート通じた小麦およびコメ輸出禁止を決定・農相
[穀物・大豆]
インドのパワール農相は24日、外交ルートを通じた小麦およびコメ輸出を禁止することに決めたと発表した。モンスーンの降雨不足に伴う生産不安が理由。農相は情勢改善があり得ることを認識しながらも、国内の食糧保証が優先であり現時点でリスクをとる意向はないという。
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2009年07月23日(木)
7月の月次入札、前月上回る総額1090億ドルに・財務省
[金融・経済]
米財務省は23日、来週実施の月次入札での発行額を発表した。2年債が420億ドル、5 年債は390億ドルで、いずれもと前月より20億ドル多い。7年債も10億ドル増えて280億ドルである。総額1090億ドルとなる。入札は28日の2年債から順次行う。
財務省はまた、27日に実施の20年物インフレ連動債(TIPS)入札予定額を60億ドルとした。これは1月に発行したTIPSのリオープンになる。1月の入札では80億ドル発行した。
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USDA、天候要因からコーン作付推定修正へ
[穀物・大豆]
米農務省(USDA)統計サービスは23日、コーンの作付について一部州のデータを見直す意向を示した。6月30日に推定を発表したが、天候要因から修正の必要があるためという。対象になるのはイリノイ、インディアナ、ケンタッキー、ミズーリ、ノースダコタ、オハイオ、ペンシルバニア。改定値は8月12日の需給報告発表時になるとしている。
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6月中古住宅販売は前月比3.60%増、予想上回る
[経済指標]
全米不動産協会が一戸建てとコンドミニアムあわせて算出した6月の中古住宅販売は年率換算で前月比3.60%増の489万戸となった。3ヶ月連続増加となり、昨年10月以来の高水準を更新。市場予想も上回った。なお、4月の販売件数は速報の477万戸から472万戸に改定である。
6月の販売は全ての市場で前月から増えた。最も高い伸びだったのが西部の6.42%。南部で4.02%のプラスとなり、北東部2.50%増。中西部が0.92%と緩やかな伸びである。前年比較すると全体で0.20%ダウンとなった。西部だけ11.54%増え、ほかの市場は前年割れ。
住宅ストックは前月比0.73%減の382万3000戸だった。ストック/販売比率は9.4ヶ月。前月の9.8ヶ月を下回った。販売価格は中央値で18万1800ドルだった。前年同月と比べて15.44%下落。市場別でも揃ってダウン。西部の24.90%が最大の落ち込みで、一方、北東部で5.85%と最も小さいマイナス。平均値にしても全ての市場が前年より下がり、全体で 11.80%下がった。
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失業保険申請件数は前週から3万件増加、予想は下回る
[経済指標]
米労働省が発表した18日までの週の失業保険新規申請件数は55万4000件だった。前週から3万件増加し、これは4週間ぶりのプラス転換である。しかし市場予想は僅かに下回った。なお、前週分は速報値52万2000件から52万4000件に小幅引き上げ。
雇用情勢をより良く映すといわれる4週平均は56万6000件だった。前週の58万5000件(修正値)を下回り、1月24日までの週以来の低水準である。
失業保険の継続受給件数は7月11日時点で前週から8万8000件減少した。この結果、622万5000件と4月11日までの週以来の低水準を更新。継続需給のデータは新規申請件数より一週間遅れとなる。
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