2009年05月12日(火)
USDA需給:09/10年コーン世界在庫は減少、小麦と大豆は増加
[穀物・大豆]
USDA需給報告・世界
出所:米農務省、NY8:30発表、単位100万トン
| 09/10年 | 前年比 | 08/09年 | 修正 | |
| 小麦 | ||||
| 生産 | 657.62 | ↓3.67% | 682.68 | ↑ 0.63 |
| 消費 | 642.77 | ↑ 1.11% | 635.70 | ↓ 10.63 |
| 期末在庫 | 181.90 | ↑ 8.89% | 167.05 | ↑ 8.95 |
| コーン | ||||
| 生産 | 785.14 | ↓0.34% | 787.83 | ↑ 1.38 |
| 消費 | 796.52 | ↑ 2.30% | 778.60 | ↑ 5.86 |
| 期末在庫 | 128.19 | ↓8.16% | 139.58 | ↓ 3.75 |
| 大豆 | ||||
| 生産 | 241.72 | ↑ 13.60% | 212.79 | ↓ 5.97 |
| 消費 | 231.49 | ↑ 4.05% | 222.49 | ↓ 2.91 |
| 期末在庫 | 51.88 | ↑ 21.93% | 42.55 | ↓ 3.29 |
米農務省が発表した需給報告によると、今回が初めての発表となる09/10年度の世界小麦需給は生産が6億5,762万トンと過去最高を記録した前年度から3.7%減少する。もっとも依然として前年に次ぐ過去2番目の高水準ではある。干ばつの影響が見られたアルゼンチンの生産が1,100万トンと31.0%増加するほか、豪州の生産も2,300万トンと7.0%増える。一方、カナダは2,600万トンと9.1%減少、欧州の生産も1億3,824トンと8.8%減少する。ロシアの生産は前年比9.0%減の5,800万トン、カザフスタンは12.0%増えて1,400万トンとなるものの、ウクライナは1,900万トンと26.6%減少する。輸入は1億1,860トンと7.3%減少、輸出も4.7%減って1億2,371トンとなる。消費は6億4,277トンと1.15増えるものの、期末在庫は1億8,190万トンと生産の落ち込みにもかかわらず前年から8.9%増加する。08/09年度の需給は生産が欧州の引き上げなどにより前月から63万トンの上方修正。期末在庫も895万トン引き上げられた。
09/10年度の世界コーン需給は生産が7億8,514万トンと前年から0.3%減少。アルゼンチンが1,500万トンと干ばつの影響を受けた前年から15.4%、ブラジルの生産も5,400万トンと6.9%増えるものの、欧州や旧ソ連邦、中国の減少などが大きく、全体では減少となった。消費は7億9,652トンと前年から2.3%増加、輸入は7,933万トンと4.9%、輸出は8,114万トンと5.5%それぞれ増加する。期末在庫は1億2,819万トンと前年から8.2%減少、米国の在庫取り崩しが大きく、米国以外では小幅ながら積み増しとなる見通しだ。08/09年度の需給は生産がぜん月から138万トン引き上げられたものの、消費が586万トンの大幅引き上げとなったため、期末在庫は375万トンの下方修正となった。
09/10年度の世界大豆需給は生産が2億4,172万トンと前年から13.6%加。アルゼンチンの生産が5,100万トンと干ばつ被害で3,400万トンまで大きく落ち込んだ前年度から回復する。ブラジルにオ生産も前年から5.3%増加、6,000万トンとなる見通しだ。中国の生産は1,560万トンと前年から2.5%減少する。消費は2億3,149万トンと前年比で4.1%増加。輸入は7,440万トンと前年から2.9%増加、このうち中国は3,810万トンと1.6%増加する。輸出は7,530万トンと前年比で2.9%増加、期末在庫は5,188万トンと前年から21.9%増加する。08/09年度の需給は生産が前月から597万トンの大幅下方修正、アルゼンチンが500万トンと、引き下げ分の大半を占めている。期末在庫は4,255万トンと329万トンの下方修正となった。
Posted by 松 5/12/09 - 09:35



