2009年05月14日(木)
4月生産者物価指数は前月比0.30%上昇、予想上回る
[経済指標]
生産者物価指数(PPI)
出所:米労働省、NY8:30発表、季節調整値、1982年=100
| 前月比 | 09年4月 | 09年3月 | 市場予想 | |
| 生産者物価指数(PPI) | ↑ 0.30% | ↓1.17% | ↑ 0.2% | |
| コア(エネルギ・食品除く) | ↑ 0.06% | →0.00% | ↑ 0.1% |
米労働省が発表した4月の生産者物価指数(PPI)は前月比0.30%上昇した。前月に今年初めての低下となったのからプラス転換。また伸び率は1月以来の高水準であり、市場予想も上回った。変動の激しいエネルギーと食品除いたコア指数が前月から0.06%上がり、これは予想範囲内の伸びである。
食品が1.49%上昇した。昨年1月以来の高い伸びであり、このうち卵の価格が4割を超える過去最大のプラスを記録。このほか、野菜や牛肉が5%前後アップとなった。豚肉、鶏肉、焙煎済みコーヒーなども値上がりし、下がったのはパン類や精米、パスタ、油関連ぐらいだ。一方、エネルギーが0.07%下がった。2ヶ月続けての下落だが、前月に5.46%落ちたのからは著しくスローダウン。天然ガスが住居用、工業用ともに前月以上の値下がりとなった一方、ガソリンは2.65%上昇に転じた。暖房油も3.76%高い。
消費財ではガソリンなどエネルギーのほかに医薬関連の上昇が目立ったぐらいだった。乗用車が0.15%プラスと前月下げた分を戻しただけである。資本財は0.06%のマイナス。2ヶ月連続ダウンで、しかし、前月の半分以下の値下がりだった。オフィス機器、コンピューター、民間が大きくダウン。反面、印刷関連や鉄道機器、小型トラックがそれぞれ1%を超える上昇である。中間財が9ヶ月連続して下がり、コア部分でも7ヶ月続けての前月比マイナス。一方、原材料が全体で昨年7月以来の上昇となり、しかしコアが2ヶ月連続して前月より低い。
PPIは前年比較すると3.52%下落した。前年割れは5ヶ月連続である。コアの前年比伸び率は3.38%となった。
Posted by 松 5/14/09 - 08:41



