2009年05月21日(木)
5月フィラデルフィア連銀指数マイナス22.6、やや回復も予想届かず
[経済指標]
フィラデルフィア連銀指数
出所:フィラデルフィア連邦準備銀行、NY10:00発表
| 09年5月 | 09年4月 | 市場予想 | ||
| 現況指数 | ▲22.6 | ▲24.4 | ▲18.0 |
フィラデルフィア連邦準備銀行が発表した5月の企業景況感指数はマイナス22.6となった。指数は2007年12月以降、昨年9月を除いてゼロを下回ったまま。それでも、2月にマイナス41.3と1990年10月以来の低水準となってからマイナス幅を着実に縮め、5月も前月のマイナス24.4からやや回復だ。しかし、市場予想には届かなかった。
活動別指数は揃ってマイナス圏にあるが、雇用は前月のマイナス44.9からマイナス26.8に著しく戻した。在庫は4月のマイナス40.2に対してマイナス28.6。いずれも昨年11月以来の高水準になる。出荷はマイナス19.0で、前月のマイナス35.7から1月以来の水準に上がった。受注残も前月より高いマイナス18.4。反面、新規受注は前月のマイナス24.3からマイナス25.9に小幅ダウンだ。
生産コストを示す支払い指数がマイナス22.8だった。前月にマイナス31.5で過去最低を更新したのから下げ一服。販売価格を示す受取り指数も4月にマイナス41.4に落ちて記録を塗り替えたのからマイナス33.8に戻した。
向こう6ヶ月の見通しを表す指数が47.5となった。前月の36.2から2ヶ月連続上昇し、2004年11月の高水準である。新規受注が46.5とやはり2004年11月以来の水準に上がった。出荷は 前月の32.0から45.7となり、受注残は7.4ポイント上昇して16.7。揃って2004年2月以降みることのなかった水準だ。在庫はマイナス13.4。2007年1月からマイナス圏で推移しているが、5月は昨年8月以来の高水準となった。設備投資はマイナス0.2で、昨年10月から縮小を示すマイナス圏での推移を続けているといえ、5月はほぼ横ばい水準に戻った格好になる。
支払い見通し指数が4月の5.9から19.1に上昇した。これは昨年10月以来の高水準を更新。受取り見通し指数はマイナス1.6だった。昨年11月からゼロを超えたことがないが、5月はこれまでで最も高い。
Posted by 直 5/21/09 - 10:05



