2009年05月27日(水)
債券:需給懸念で売り、長短金利差が過去最大に
[場況]
10年債利回り:3.74↑0.19
債券市場では長期債を中心に売りが殺到した。本日の5年債入札は好調となったが、市場は明日の7年債、また将来の供給増加シナリオに着目。需給を懸念した格好である。短期債買い・長期債売りも進み、このため、長短金利差の記録更新に及んだ。
早くから本日の5年債入札に注目していた。その中で、中古住宅販売が予想より高めだったことが売り圧力を強め、しかし売られすぎの見方もあって朝方の相場はもみ合い。長期金利の指標10年債利回りは3.5%台半ばで推移していた。午後に入って5年債入札の結果を受けて買いが入ったが、間もなくして利回り曲線に基づいた動きが加わっている。10年債は急ピッチの上昇に転じ、3.6%を抜けても止まらず。最後は3.7%も超えて、昨年11月半ば以来の高水準で終了した。
前日に続き、短期債売りは長期債に比べて極めて限定的だ。この結果、長短金利差の目安である2年債と10年債の利回り格差は2.76ポイントに拡大。これは2003年8月に記録した過去最大の2.74ポイントを上回った。
Posted by 直 5/27/09 - 18:02



