2011年01月18日(火)
IEA、世界石油需要見通しを32万バレル上方修正
[エネルギー]
国際エネルギー機関(IEA)は18日に発表した月報で、2011年度の世界石油需要を日量8,910万バレルと推定、前月から32万バレル上方修正した。2010年の需要は8,770万バレルと32万バレルの引き上げ、前年比では2011年度が140万バレル、2010年度が270万バレルの増加となる。
12月の世界石油生産は日量8,810万バレルと前月から30万バレル減少、一時的な供給停止が背景にあるとしたほか、アラスカのパイプライン事故やカナダのオイルサンド処理施設の火災が1月の生産減につながるとの見通しも示した。非OPEC諸国の生産推定は2011年が日量5,340万バレル、2010年が5,280万バレルで前月から修正はなかった。OPECの12月生産量は日量2,958万バレルと前月から25万バレル増加した。2011年度のOPECに対する石油需要(Call on OPEC)は日量2,990万バレルに引き上げ、OPECの生産余力は生産増に伴い2年ぶりに日量500万バレルを割り込んだという。
11月末時点でのOECD諸国の石油在庫は27億4,200万バレルと前月から830万バレル減少、在庫は消費の58.7日分となっている。速報データによると、12月の在庫は更に3,310万バレル減少、洋上在庫も取り崩しが進んだという。2011年1-3月期の製油所稼動は日量7,490万バレル、2010年10-12月期は日量7,450万バレルにそれぞれ上方修正された。前年同期比ではどちらも200万バレルの増加、欧米の寒波や景気回復、秋の定期点検が短期間で終了したことなどが稼動の好調さにつながったという。
Posted by 松 1/18/11 - 07:46



