2014年02月25日(火)
太平洋の海水温上昇で米中部・南部の穀物生産に影響
[穀物・大豆]
米調査会社クライメート・インパクト・カンパニー(CIC)の幹部はブルームバーグに対し、太平洋の海水温上昇が米国中部から南部にかけて穀物などの生産に影響する可能性を示した。米政府の気象予測センタ(CPC)によると、2月17日時点で太平洋の水面下温度偏差が10日前から大きく上がり、上昇域は東部に移動しているという。CIC幹部は、このパターンがブラジル中部の洪水、一方でブラジル東部の干ばつをもたらしたことを指摘。米国ではこの夏にテキサス州からオクラホマ州南部、アーカンソー州、テネシー川流域にかけて猛暑に見舞われるかもしれないとした。ただ、カンザス州やオクラホマ州の広範囲で、4月から6月初めにかけて降雨に恵まれれば、冬小麦生産地域まで干ばつが広がるのを回避することも可能だとした。
同氏はこのほか、海水温の上昇によって、カリフォルニア州から北西部にかけて向こう数週間の降水量増加が予想されると述べた。雨でカリフォルニア州の土壌の表面水分は改善するが、土壌下層部や貯水場の改善はないとコメント。むしろ、カリフォルニアの干ばつは中西部の気温低下や降雨につながり、コーン生産地帯の4月から5月にかけての作付が遅れることになるという。
Posted by 直 2/25/14 - 11:47



