2008年04月02日(水)
債券:FRB議長の金融不安薄れさせる証言で短期債中心に売り
[場況]
10年債利回り:3.60↑0.04
債券は続落。バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長の金融不安を薄れさせる証言が短期債を中心に売りを誘った。朝方から雇用サービスADPによる予想外の雇用増データを背景に売りモードにあったが、議長証言でさらに売り圧力が強まっている。
議長は初めて景気後退の可能性を触れたが、市場の関心は限定的。むしろ、金融セクターに関するコメント、また将来の利下げ幅が小さくなり得ることを示唆したのも響いて、2年債利回りが2月終わり以来の水準に上がった。
長期金利の指標10年債も朝方から売りの対象となり、利回りは早くから先月半ば以来となる3.6%をうかがう上昇の展開だった。FRB議長のリセッション発言が伝わり、株価が弱い寄付きとなるのを受けて買いが優勢となる場面もあったが、長続きせず。午後も利回りはじりじり上がった。それでも、短期債に比べるとペースは緩やかで、この結果2年債との利回り格差も一段と縮小した。
Posted by 直 4/2/08 - 17:54



